約100銘柄飲んだノンアルコールワインから種類別におすすめを紹介

オーツカ

休肝日においしいノンアルコールワインが飲みたいとはじめたこの企画。

 

ゆっくりではありますが1年以上が継続し、気づけばなんと90銘柄以上のノンアルコールワイン(シードル含む)を飲んでいました。「ノンアルワイン」と名の付くものがこんなに出ていたのも驚きです。これからはもっと増えていきそうですね。

 

このページでは「ノンアルコールワインを飲む時に、これを選んでおけば間違いない」というおすすめ商品を種類別に2~3商品ずつ紹介したいと思います。

たくさんのノンアルコールワイン

おすすめのノンアルコールスパークリング白ワイン(シャンパン)

オーツカ

まずはノンアルコールワインの代名詞的存在。とってもおいしい白のスパークリングワインからです。
脱アルコール製法で作った本格的なワイン味のものと、炭酸入り高級ぶどうジュースの2種があるので、購入の際はお気をつけください。

インヴィノ・ヴェリタス スパークリング ブリュット・ブランコ

インヴィノ・ヴェリタス スパークリング ブリュット・ブランコの味わいレビュー

インヴィノ・ヴェリタス スパークリング ブリュット・ブランコの味わい
果実味
(4.0)
酸味
(2.0)
キレ
(4.5)
香り
(3.0)
余韻
(3.0)
甘さ
(2.0)

オーツカ

ネガティブな点が見当たらない、本格ノンアルスパークリング。

ラベルは凡庸だが、注いでみると小気味よく炭酸が立ち上るホワイトゴールドの美しいスパークリング。

白く透き通ったその色の通り、品のよい白い花の香りがする。
その後、心地よいイースト香が爽やかに鼻孔をくすぐり、新鮮な生食パンのようなイメージを感じる。

やや甘口でフレッシュなスパークリングワインそのもの。酸は控えめでキレが良く、食前、食中とシーンを選ばず飲める。

コスパがかなりよく、お手軽に始められるノンアルコールスパークリングワイン筆頭。

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カプリース 白 スパークリング シャンパン

カプリース(ノンアルコール白スパークリング)の味わいレビュー

カプリースの味わい
果実味
(3.0)
酸味
(1.5)
キレ
(5.0)
香り
(1.0)
余韻
(3.0)
甘さ
(3.0)

オーツカ

たまにカルディなどでも見かけるノンアルコールのスパークリングワイン。

上品なプラチナカラーで、色素がなくほぼ透明に近い。

ガス圧はかなり高く、開栓後も沸き立つ泡が絶えない。

香りはほとんどないが、口にすると瑞々しいライチやマスカット、レモンピールなどが感じられる。

爽快感の甘口スパークリングで、酸味とのバランスがいい。

甘すぎないので、ワイン好きにも◎。

翌日以降は炭酸が抜けてやや間抜けな味わいになるので、炭酸があるうちに飲み切りましょう。

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Paris’16 Blancパリ・セズィエームブラン

Paris'16 Blancパリ・セズィエーム(スジエム) ブランの味わいレビュー

Paris'16 Blancパリ・セズィエーム(スジエム) ブランの味と評価評判

Paris'16 Blancの味わい
果実味
(4.0)
酸味
(1.0)
キレ
(2.0)
香り
(2.0)
余韻
(2.0)
甘さ
(4.0)

オーツカ

こちらは上記の2つと違い、いわゆるブドウジュースに分類されます。

薄いブロンズカラー。べっこう飴とレーズンの香り。

味わいは瑞々しく、甘すぎないぶどうジュースにミントの清涼感。

スパークリングワインではないが気品あふれるブドウ果汁飲料。

甘さ控えめでエレガントな印象なので贈り物にぴったり。

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おすすめのノンアルコール白ワイン

オーツカ

続いて炭酸が入っていない「ノンアルコール白ワイン」について特集していこうと思います。

前述したスパークリングよりも炭酸がない分、味の誤魔化しがききにくいノンアルの白ですが、料理に合わせやすいものも多くありました。こちらも本格的な味わいでワインに近いものと、ぶどうジュースとが存在しているので分けて解説します。

ピエール・ゼロ・シャルドネ

ピエール・シャヴァン ピエール・ゼロ・シャルドネの味わいレビュー

ピエール・ゼロ・シャルドネの味わい
果実味
(4.0)
酸味
(3.0)
キレ
(3.0)
香り
(5.0)
余韻
(3.0)
甘さ
(3.0)

オーツカ

有名どころですが、色々飲んでみてやっぱり総合的においしかったなぁと。現状のノンアル白では手に入れやすさもコスパもナンバーワンに限りなく近いのではないでしょうか。

カラーはちょっと懐かしさを感じる麦わら色。香りはさわやかでさっぱりとした白桃、ピンクグレープフルーツ。

かなり香りが甘く、強い。
他にもジャスミン、エルダーフラワー、カモミールといった好印象なアロマ。

味わいは香り同様、瑞々しいグレープフルーツ。ライトボディで飲みやすい。

とある夏の日に、クーラーの効いた部屋で食べたあの黄色いグレープフルーツの味がする。

ただし時間が経つと水っぽくなるので冷やして早めに飲むのがよいでしょう。

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F.X.ピヒラー/ゲルバー・ムスカテーラー

F.X.ピヒラー/ゲルバー・ムスカテーラー トラウベンサフトの味わいレビュー

F.X.ピヒラー/ゲルバー・ムスカテーラー トラウベンサフトの味と評価評判

F.X.ピヒラー/ゲルバー・ムスカテーラー トラウベンサフトの味わい
果実味
(3.0)
酸味
(3.0)
キレ
(2.0)
香り
(5.0)
余韻
(4.0)
甘さ
(4.0)

オーツカ

こちらはぶどうジュースですが、ハッキリ言って知らない人は損してます。

かなり上級者向けな味わいだけれど、とても完成度が高く、色々な風味を楽しませてくれる素晴らしい作品。

色はオレンジがかった濃いイエローでやや白濁している。そのたたずまいから濃厚な味わいが伺える。

香りは紅茶(ディンブラ)、上品なピーチティー。

口に含んでみると、白ワインではなく完全なぶどうジュース。しかし口当たりはなめらかで上品。

アランミリアより甘くなく 味わいも高貴でエレガント。

非常に味のレイヤーが多く、夏ミカンやパイナップル、後味にオレンジピール。

ジュースとは思えないスパイシーで複雑な果実味があり、満足度が非常に高い。

ソーダ割りよりもロックの方がおすすめ。

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おすすめのノンアルコールスパークリング赤ワイン(ランブルスコ)

オーツカ

続いてはノンアルコールの「赤スパークリングワイン」からおすすめをいくつかピックアップしていきます。
白のスパークリング同様、レベルが高いものが多いですが、赤のスパークリングはほぼ微発砲赤ブドウジュースです。ジュースほどは甘くないですが、苦手な方は避けるべきかと思います。

ドネリ グレープ スパークリング ジュース ロッソ

ドネリ グレープスパークリングジュース ロッソの味わいレビュー

ドネリ グレープスパークリングジュース ロッソの味と評価評判

ドネリ グレープスパークリングジュース ロッソの味わい
果実味
(4.5)
酸味
(2.0)
コク(ボディ)
(2.0)
香り
(3.0)
余韻
(3.0)
甘さ
(4.0)

オーツカ

発コケモモやダークチェリーのアロマ。果実味がありマスカットベイリーAの様なフラネオール系の香りも。

味わいは柔らかい口当たりから紅芋の様な甘み。

糖度は高いが上品な甘さなのでくどくはない。

エレガントで上質なノンアル赤スパークリング。

見た目も味わいもほぼ完ぺき。楽天などでは少量扱っています。ノンアル赤のスパークリングはこちらを飲めば間違いないでしょう。

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ベルビニョー・ロッソ

ベルビニョー ロッソ(赤)/パナバックの味わいレビュー

ベルビニョー ロッソ(赤)ノンアルスパークリング赤ワインの味と評価評判

ベルビニョーロッソ(赤)の味わい
果実味
(4.5)
酸味
(3.0)
コク(ボディ)
(2.0)
香り
(2.0)
余韻
(3.0)
甘さ
(5.0)

オーツカ

リーズナブルで濃厚なノンアル赤泡。

色合いは鮮やかな濃いレッド。香りはダークチェリーにカシスのフレーバー。少しのローズと完熟プルーン。

口当たりはトロリとしているがバランスよい酸味もあり瑞々しい。
泡立ちは良く、甘みは赤スパークリングの中でもトップレベルに強い。糖度の高さが伺える。

イチジクの甘みからプラムの爽やかさが感じられる。 余韻もほどほどにあり、おいしい。

ノンアル赤スパークリングに「濃厚さ」を求める方ならとてもおすすめできる。

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おすすめのノンアルコール赤ワイン

オーツカ

赤のノンアルスパークリングワインの次は炭酸のない「ノンアルコール赤ワイン」のおすすめを見ていきます。

ノンアル赤はハッキリ言って鬼門。ボディがなくサラサラとしたテクスチャなので、アルコール入りのものと比べてしまうとだいぶ見劣りしてしまうのです。

その中でも比較的おいしいと思われるものを選抜してみます。

ヴィンテンス カベルネ・ソーヴィニヨン

ヴィンテンス カベルネ・ソーヴィニヨン(ノンアルコール赤ワイン)の味わいレビュー

ヴィンテンス カベルネ・ソーヴィニヨン(ノンアルコール赤ワイン)の味と評価評判

ヴィンテンス カベルネ・ソーヴィニヨンの味わい
果実味
(3.0)
酸味
(2.0)
コク(ボディ)
(4.0)
香り
(4.0)
余韻
(4.0)
甘さ
(2.0)

オーツカ

香りはなめし革、湿った土や草(腐葉土のよう)、シダ植物、ややミーティ(肉っぽい)。

時間経過でアロマが開くとプルーン、アプリコット、ブラックペッパーのスパイスを感じ取れる。

味わいはカシスやブラックベリーなどの赤黒のベリー。
酸とタンニンのバランスが良く、とても赤ワインらしさがある。

同じブランドのピノノアールよりもフルーティだが、しっかりとした鉄分も感じる。

これは十分においしい。ノンアルコール赤ワイン入門用にもぜひ。

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妖精たちの宴

妖精たちの宴(ひるぜんワイナリー)の味わいレビュー

妖精たちの宴(ひるぜんワイナリー)の味と評価評判

妖精たちの宴の味わい
果実味
(4.0)
酸味
(5.0)
コク(ボディ)
(3.0)
香り
(3.0)
余韻
(4.0)
甘さ
(3.0)

オーツカ

こちらは珍しいヤマブドウジュース。

香りはプルーンやブルーベリー。口当たりは軽いが、飲んでみるとその味わいに驚かされる。不思議なほど酸が強いのだ。

まさに小粒のヤマブドウを力いっぱい絞ったような酸味と甘み。

嫌味な酸っぱさではなく、渋みをまったく感じないフレッシュなもの。

少しライムやピンクグレープフルーツのような後味があり、柑橘っぽい。

酸っぱさと甘みの調和が楽しい、まさに新感覚の飲み物。

すごい面白くておすすめ。甘いのが苦手な人でもぜひ一度体験してほしい。

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おすすめのノンアルコールロゼワイン

オーツカ

続いてはノンアルコールのロゼワインです。
ノンアルコールワインの中でもあまり見かけない部類ですが、とてもおいしいものが多いです。
白スパークリングとこちらはまずハズレがありません。試したことがない方はぜひどうぞ。

タウティラ/ロゼスパークリング

セニョリオ・タウティラ/ロゼ(エスプモーソ)ノンアルコールワインの味わいレビュー

タウティラロゼスパークリングの味と評価評判

タウティラロゼスパークリングの味わい
果実味
(4.0)
酸味
(3.0)
コク(ボディ)
(4.0)
香り
(3.0)
余韻
(3.0)
甘さ
(2.0)

オーツカ

タウティラはどれもレベルが高かったですが、ロゼが断トツにうまい。

アプリコットオレンジの美しいカラー。とてもロゼらしく、アルコール抜きとは思えない。

フランボアーズのグミのようなフレーバーからラズベリーのニュアンス、そしてパイナップルの余韻。

食前からデザートまで1本で通せる非常にエレガントで繊細なノンアルコールロゼワイン。

なお、2日間にかけて飲みましたが時間が経過してもおいしかった。やや値は張るが、安物買いの銭失いにならないようこちらをおすすめする。

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アラン・ミリア カベルネ種 ロゼグレープジュース

アラン・ミリア カベルネ種 ロゼグレープジュースの味わいレビュー

アラン・ミリア カベルネ種 ロゼグレープジュースの味と評価評判

アランミリア カベルネ種 ロゼグレープジュースの味わい
果実味
(3.0)
酸味
(2.0)
コク(ボディ)
(3.0)
香り
(2.0)
余韻
(3.0)
甘さ
(3.0)

オーツカ

高級ジュースの老舗、アランミリアがリリースするロゼ。炭酸は弱く、甘すぎない味わいのロゼジュース。

香りには紅芋。 瑞々しくバランスがいい。

フラネオールが香る、芋羊羹的な柔らかい味わい。

チャーミングなロゼでストレートでもおいしい。

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その他ノンアルコールシードルやフルーツ系飲料

オーツカ

最後はワインではありませんがリンゴベースのこちらを。リカーショップやカルディなどでたまに見かけるノンアルコールのシードルです。
数が少ないので、他のフルーツ系ノンアルコール飲料と共にご紹介しておきましょう。

デュポン アップルスパークリングジュース

デュポン アップルスパークリングジュースの味わいレビュー

デュポン アップルスパークリングジュースの味わい
果実味
(5.0)
酸味
(3.0)
キレ
(3.0)
香り
(3.0)
余韻
(5.0)
甘さ
(4.0)

オーツカ

高級アップルジュースの筆頭と言えばこちらのデュポン。
まとめ買いする人も少なくない上質なボトル。

赤に近いオレンジブラウンカラーで香りはカットしたてのリンゴ、アプリコット、少しの鉄っぽさ。

味わいはとてもとても熟れた赤リンゴ。焼きリンゴパイ。アプリコットジャム。

非常に力強い果肉感が魅力。その割にいやらしさはなくナチュラルなので、充足感がある。

深みとコクがあり、芳醇な酸味とビターさが混然一体となっている。

とにかく一回飲んでみることをおすすめする。

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POMMILLON/ポミヨン

POMMILLON/ポミヨンの味わいレビュー

POMMILLON/ポミヨンの味と評価評判

POMMILLON/ポミヨンの味わい
果実味
(3.0)
酸味
(2.0)
キレ
(2.0)
香り
(3.5)
余韻
(3.0)
甘さ
(2.0)

オーツカ

料理と一緒に飲みたいシードル。

やや薄いオレンジ色をしている。香りは白い花、華やかさをまとった青りんご。

味わいは酸と甘みのバランスがとてもよく、ドライで大人向けの印象。

料理とも合わせやすそうで、キッシュやガレットなどと一緒に朝食で飲みたい。

ウェルカムドリンクとしても重宝しそうで、シードルで乾杯というのもなかなかよさそう。
大勢が集まるパーティーシーンで、アルコールNGの人が重宝するはず。

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オーツカ

長くなりましたが、一旦ここまで。

 

飲み進めていく上で、あんまりおいしくないハズレのノンアルコールワインを飲んでいるときは「なんだか肝臓によくない味がする、、、一体何のための休肝日なんだ、、、、」と疑問を抱くこともありましたが、こうやってホームページに情報を晒すことでなんとかやってこれました。

このページがノンアルコールワインを飲んでみようかと思っている人の参考に、少しでもなれば幸いです。家飲みだけでなく、ノンアルコールワインを充実させたいと思っている飲食店さんにもご参考になればと思います。

みなさんのノンアルコールライフ、そして肝臓と膵臓に幸あれ。