徹底特集おすすめのノンアルコールスパークリング白ワイン（シャンパン）

需要が高まっているノンアルコールワインの中から今回は、「白のスパークリング」を特集していこうと思います。

ノンアルコールワインを飲んでいる人、たまに見かけるようになってきました。その中でもとにかく白のスパークリングはクオリティも高く、数が多いのが特徴です。

 

国内で手に入るノンアルコールスパークリングワインはだいたいすべて網羅したので、おすすめを紹介していこうと思います。

ラベルは凡庸だが、注いでみると小気味よく炭酸が立ち上るホワイトゴールドの美しいスパークリング。

白く透き通ったその色の通り、品のよい白い花の香りがする。
その後、心地よいイースト香が爽やかに鼻孔をくすぐり、新鮮な生食パンのようなイメージを感じる。

やや甘口でフレッシュなスパークリングワインそのもの。

酸は控えめでキレが良く、食前、食中とシーンを選ばず飲める。

まずネガティブな面が見当たらない。
さらにコスパがかなりよく、お手軽に始められるノンアルコールスパークリングワイン筆頭。

ヴェリタス　スパークリング ブリュット・ブランコの詳しい味わいレビューこちらから！

たまにカルディなどでも見かけるノンアルコールのスパークリングワイン。

上品なプラチナカラーで、色素がなくほぼ透明に近い。

ガス圧はかなり高く、開栓後も沸き立つ泡が絶えない。

香りはほとんどないが、口にすると瑞々しいライチやマスカット、レモンピールなどが感じられる。

爽快感の甘口スパークリングで、酸味とのバランスがいい。

甘すぎないので、ワイン好きにも◎。

翌日以降は炭酸が抜けてやや間抜けな味わいになるので、炭酸があるうちに飲み切りましょう。

カプリースの詳しい味わいレビューはこちらから！

その名の通り美しいイエローゴールドで高級感ある佇まい。

かなりの量の金箔が漂っており、ナイトクラブなどでも扱われているような風貌（実際に入れている店舗もあるそう）。

香りは弱いが、ライチとわずかに石油のようなペトロ―ル香。

味わいは白ブドウのジュースにレモンスカッシュ。

中盤からはビターでバレンシアオレンジのよう。

樽熟成のおかげか円い味わいで、エレガントで気品がある。

食前酒には最適な味わいだし、大勢で飲む場合にネタとしても使えそう。 そのインパクトに投資するのもアリだろう。

（翌日、香りが出てめちゃくちゃライチ感が強くなった。ネガティブ要素はなく、チェルシーのヨーグルトの味わい。味わいもビターなマスカット風味。予想外だった。）

ゴールド アラベスク ゼロ NVの詳しい味わいレビューはこちらから！

ノンアルワインの老舗ヴィンテンスがリリースする軽快な一品。
レモンの断面のような透明感のあるイエローカラー。

非常にフレッシュで刈りたての芝生のような香り。レモングラスと石鹸。

味わいは香り同様植物っぽく、レモン、ベルガモット、初夏の草。ミネラリーで甘くない黄色の果実。

淡白な味わいでチーズを使ったピザなどに合いそう。

フィニッシュはドライでビター。

ただし、時間経過でややネガティブなえぐみ。早めに飲むことをおすすめする。

ヴィンテンス キュヴェ セレクションの詳しい味わいレビューはこちらから！

あまり香りはなく、ホエイ、干し草の香り。

味わいはすももとレモンケーキ。

ほんのり青臭く、水滴を纏った新緑のような印象も。

酸と甘さのバランスが良く、食前酒、軽いおつまみと共に飲むアペリティフなどに向いている。

グラフにすると控えめだが、エレガントで上品、クオリティは高い。

ヴァンドーム・クラシックの詳しい味わいレビューはこちらから！

香りはわずかで、開けたては少し硬質的。

アイスジャスミンティーのようなアロマ。時間経過で消失する。

味わいはリンゴ果汁、ライム、その後砂糖をまぶしたフルーツゼリーのような甘みを感じる。

甘みはそこまで嫌らしくないので、ちょっと甘めのスパークリングを飲みたい時にはちょうどいいかも。

フィニッシュにトーストのような余韻。

デュク・ドゥ・モンターニュ/スパークリングの詳しい味わいレビューはこちらから！

というわけで、「しっかりとスパークリングワイン（シャンパン）に似せたもの」を紹介しました。

適切に保存すれば3日くらい炭酸は持つので、飲み切れなかった場合は、バキュバンなどを使って冷蔵庫で保管しましょう。

 

ここからは「上品な炭酸入りぶどうジュースのもの」をご紹介します。

甘いのが得意な人、お子様のいる家庭へ持っていく場合などの参考になります。味はとてつもなくおいしいですよ。

文句なしにおいしい、毎年限定生産のスペシャルジュース。

カラーは透明感のあるゴールド。香りはアプリコット、瑞々しいマスカットと赤リンゴのアロマ。

味わいは高徳リンゴのような品の良さがあり、くどくない果実本来の糖と絶妙な酸味を感じます。

ドライでビターなフィニッシュで本当にいくらでも飲めてしまう。

凝縮した旨味、立体的な味わい。素晴らしい手仕事と言わざるを得ない秀逸な逸品。

ポールジロースパークリンググレープジュースの詳しい味わいレビューはこちらから！

薄いブロンズカラー。

べっこう飴とレーズンの香り。

味わいは瑞々しく、甘すぎないぶどうジュースにミントの清涼感。

スパークリングワインではないが気品あふれるブドウ果汁飲料。

甘さ控えめでエレガントな印象なので贈り物にいいですね。

Paris’16 Blancパリ・セズィエームブランの詳しい味わいレビューはこちらから！

やや白みがかったイエローカラー。

香りはマスカットの中にレモングラスのような青臭い清涼感がある。

酸が強く、キレもある。
粘性が強くこってりと甘いカヴィオリとは違ったタイプのスパークリングぶどうジュース。

甘すぎないナチュラルな果実味が特徴的で、ラズベリーや木苺を感じさせる甘酸っぱさが心地よい。

日を置くと炭酸は弱まるが、甘酸っぱくて芳醇、原料となるブドウの酸と甘みのバランスの良さが伺える。

ジャイアンス ミュスカの詳しい味わいレビューはこちらから！

カラーはペールゴールド。

香りは青リンゴ、白ブドウ、甘いミカン。

味わいはスタートにライムの酸、そしてフレッシュなマスカットの甘み。心地よいすっぱさがある。

以前飲んだParis’16 Blancに比べると清涼感は劣るが、酸味が強く飲みごたえがる。

酸と果実味がハッキリしていて、うまく調和している。高級なリンゴジュースのよう。

果汁飲料なのでしっかりと甘いが、日曜の昼下がりにデザート感覚で飲みたい。

ローラントリュフィ スパークリングの詳しい味わいレビューはこちらから！

カラーは黄緑がかったクリアなゴールド。

ほぼ透明に近い液体に細かな泡が際立つ。

香りは青リンゴ、スーパーマーケットに陳列されている桃のように、うっすら冷たくただよう。

味わいは瑞々しくしっとりしており、ぶどうジュースというよりはもっとこう、吸収率の高い飲み物のように思える。

たとえるなら「エレガントな炭酸入りグリーンDAKARA」もしくは「気品あふれるスパークリングアクエリアス」といったところ。

パッケージはとても可愛く妊婦さんへの贈り物にも良さそう。

コッチェ・ディ・ルナの詳しい味わいレビューはこちらから！

上記で紹介しきれなかった白のノンアルコールスパークリング（シャンパン）は以下のページで詳しく書いています。

まだあまり注目されていない世界なので、商品名だけ見ても何が何やらわからない方も多いと思います。

まずはこれまでおすすめしたものを手に取ってみて、興味があれば深掘りしていきましょう！

何度も言いますが、甘くないノンアルスパークリングと甘いノンアルスパークリング（ブドウジュース）の違いには気を付けてくださいね。

次回はノンアル白ワインについて書こうと思います。ちなみにノンアルスパークリングには赤も存在するので、そのあたりも詳しく書いていきます。