オーツカ
ベルギーにおける老舗の飲料メーカーで、ワインが盛んなフランスにおいても年間100万本を超える売り上げを記録するなど、その実力は確かなものといえます。
今回は実際に「デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュ」がリリースしているノンアルコールスパークリングワインを飲んだ感想をお伝えしていきます。
製造方法やこだわり、ワイナリーについても一緒にご紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
コンテンツ
「デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュ/スパークリング」の分類と栄養成分
分類とアルコール度数
日本の法律ではアルコール度数1%未満のものをノンアルコールとしていますが、実際のところは微量のアルコールが含まれているものもあります。
そのため日本ではアルコール度数0.005%~1%未満については低アルコール飲料と区別され、中でも0.1%以上のものを主に低アルコール飲料と呼びます。
0.005%未満のものであれば、日本でも「ノンアルコール」「アルコール0.00%」と表記できるようになっています。
「デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュ/スパークリング」のアルコール度数は0.05%。
アルコール度数が全くの0とは言えないものの、限りなくノンアルコール飲料に近い低アルコール飲料と言えますね。
原材料
「デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュ/スパークリング」の原材料は以下の通りです。
脱アルコール白ワイン、ブドウ果汁、砂糖、香料、酸化防止剤
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主体で使われているブドウの品種はアイレン。
スペインで最も生産量が多いとされている白ワインの品種です。
基本栄養成分
「デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュ/スパークリング」の基本栄養成分は以下の通りです。
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:6.5g
食塩相当量:0g
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アルコールの持つ熱量がいかに多いかわかります。
デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュ/スパークリングのお味は?
続いてデュック(デュク)・ドゥ・モンターニュ/スパークリングの味わいをレビューしていきます。
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アイスジャスミンティーのようなアロマ。時間経過で消失する。
味わいはリンゴ果汁、ライム、その後砂糖をまぶしたフルーツゼリーのような甘みを感じる。
甘みはそこまで嫌らしくないので、ちょっと甘めのスパークリングを飲みたい時にはちょうどいいかも。
フィニッシュにトーストのような余韻。
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製造方法とそのこだわりは?
従来のノンアルコールスパークリングワインは、ブドウ果汁に炭酸や香料を足したり、お茶の苦味を加えることでアルコールの味を再現していることがほとんどでした。
一方デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュでは通常のワイン醸造後、減圧をしながら40℃でじっくりと蒸留します。
こうすることでワインそのものの香りや味わいはそのままにアルコールのみを分離できるというわけです。
ベルギー大使館推奨の老舗メーカー「ネオブュル社」製造
デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュを製造しているネオブュル社(スタッセン社)は、1895年に創立された老舗の飲料メーカー。
1980年代に販売を開始したシールドが絶大な人気を誇り、ベルギー有数のシードルメーカーに。
その他主要な製品はノンアルコールスパークリングや、フルーツスパークリングジュースなどです。
40℃の低温と低圧によってアルコールを蒸留させる設備の導入をはじめたことで、ワインの風味を損なわずにノンアルコール飲料を製造できるようになり、その高い品質はベルギー大使館が推奨するほどになりました。
中でもデュック(デュク)・ドゥ・モンターニュはフランスで年間100万本を超える売り上げを記録し、世界的な人気に。
日本のレストランでも多数採用されています。
近年注目されているベルギー産のワイン
ベルギーというとビールがメジャーな国のイメージですが、近年はワインの需要も高まってきています。
2006年から2017年のおよそ10年間で製造量はおよそ4倍。
ブドウを耕作する畑の面積はおよそ5倍にも増加しました。
これだけの需要が高まる中でノンアルコールワインを牽引しているデュック(デュク)・ドゥ・モンターニュには、その人気っぷりが伺えます。
美味しく飲むための適温は?
デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュはスパークリングなので、適した温度は5~8℃。
スパークリングはしっかり冷やして飲むことでその炭酸がよく感じられます。
しかしデュック(デュク)・ドゥ・モンターニュは全体的にほのかな甘みが感じられるかと思うので、5~8℃の中でも低めの温度にすることで甘みがもたつかずにさっぱりと味わうことができます。
オーツカ
やや甘めの味わいを求めている人にはおすすめです。
ちなみにロゼスパークリングもあります。キリっとした味わいで料理にあうロゼ。
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