オーツカ
フランスで年間100万本を超える売り上げを記録しているネオブュル(スタッセン)の「デュク・ドゥ・モンターニュ」シリーズ。
デュク・ドゥ・モンターニュは白スパークリングを以前レビューしましたが、今回ご紹介するのは「ロゼ」です。
日本のレストランでも多く採用されているということですが、あんまり置いているところは見たことないですね。
気になる味をレビューしていきたいと思います。
コンテンツ
「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」の分類と栄養成分
分類とアルコール度数
「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」のアルコール度数は0.0%。
うっすら(0.01くらい)入ってるってことかな。
日本ではアルコール度数1%未満であれば酒類ではないとされますが、それでも多少のアルコールは含まれているわけです。
そのため一般的には0.005%~1%未満を「低アルコール」とし、主に0.1%以上のものが「低アルコール」と呼ばれています。0.005%未満であれば「ノンアルコール」「アルコール度数0.00%」と表示します。
原材料
「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」の原材料は以下の通りです。
ワイン、濃縮還元ブドウジュース、砂糖、香料、酸化防止剤(亜硫酸塩、アスコルビン酸)
オーツカ
使用されているワインのブドウ品種は、アイレン、テンプラニーリョ、ボバル、アリカンテの4種類。
有名な品種ではありますが、それぞれの特徴についてのご紹介は後程しますね。
基本栄養成分
「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」の基本栄養成分は以下の通りです。
(100mlあたり)
エネルギー:25kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:6.2g
塩分相当量:0g
オーツカ
炭水化物量はそこまで少なくありませんが、本物のワインと比べるとカロリーはおよそ3分の1程度です。
ダイエット中の方でも気にせず飲める程度でしょう。
デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼのお味は?
続いてデュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼの味わいをレビューしていきます。
オーツカ
開けたてはグレープフルーツの香り。レモングラスのニュアンス。
味わいは桃缶、天津甘栗。
上品で平均的によくできていると思いました。
ただラベルがものっそいダサイので、お家で飲む用かな。
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ブドウの品種から見るワインの特徴
「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」に使われているブドウの品種は、アイレン、テンプラニーリョ、ボバル、アリカンテの4つ。
アイレンはとにかくクセがないために辛口から極甘口のワインにまで使われる万能な品種。
程よい酸味が特徴で、ベースとして使われることも少なくありません。
テンプラニーリョとボバルは香りが強く、イチゴをはじめとしたベリー系の果実の豊かな香りが特徴。
「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」においてもこれらの品種による影響がわかりやすいアロマです。
ボバルは生産量も多く、日本で流通しているテーブルワインにもよく使われている品種ですね。
果実の豊かな香りがありながらも甘みは控えめな印象です。
同シリーズの「白のスパークリング」よりも全体的にシャープな印象かと思います。
ワインに限りなく近い製造方法
デュク・ドゥ・モンターニュではアルコールの入った本物のワインを醸造した後に、減圧をしながら40℃でじっくりと蒸留する製法を用いています。
この製法によって、ワインそのものの香りや味わいはそのままにアルコールのみの分離が可能に。
こういった脱アルワインは、単にワインに似せて造られたものではなく実際のワインと同じように手間暇かけて一から造られた贅沢な一品でもあります。
ベルギー大使館推奨の飲料メーカー「ネオビュル社」製造
「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」を製造しているネオブュル社は、1895年に創立されたベルギーの老舗飲料メーカー。
1980年代に販売を開始したシールドを中心にノンアルコールスパークリング飲料などを展開しています。
ベルギーでも有数のメーカーとして知られているネオビュル社とその製品の産地については、「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」と同シリーズの「デュク・ドゥ・モンターニュ/スパークリング」のレビュー記事にて参照。
美味しく飲むための適温は?
「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」はスパークリングなので、しっかり冷やして飲むのが一般的です。
しかしロゼの辛口ワインであることと、味わいにシャープな印象を受けることから、冷やしすぎないことをおすすめします。
適温は8℃前後かなと思います。
辛口とシャープさがきつくなりすぎずにロゼらしい華やかな香りも楽しめます。
常温から冷蔵庫で4時間程度冷やすくらいが目安です。
オーツカ
デザートと合わせたり食前酒として飲んでもいいですが、ぜひ料理に合わせたいところ。
味わいとして相性がいいのはトマトソース系の味付け。
トマトクリームソースやミートボールなどのパスタと合わせると間違いはないかと思います。
鶏肉をトマトで煮たりするのもいいですね。
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