ピエール・シャヴァン ピエール・ゼロ・シャルドネの味わいレビュー

ピエール・シャヴァン ピエール・ゼロ・シャルドネの味わいレビュー

オーツカ

ワインが盛んな本場フランスでも人気のノンアルコールワインシリーズ「ピエール・ゼロ」。

今回ご紹介するのは、このシリーズのうちの一つ「ピエール・ゼロ・シャルドネ」。

すでにピエール・ゼロはノンアルスパークリングワインのブラン・ド・ブランをレビューしてきました。
あちらが非常にコスパが高く好印象だったのでノンアル白にも期待です。

南フランス産シャルドネの脱アルコールワインとシャルドネのブドウジュースをブレンドした、辛口ワインのテイスト飲料で、ヴィーガン認証およびハラール認証を取得しています。
2018年のノーベル賞晩餐会でも提供されるなど、世界からの評価も高い1本。

はてさてどんなお味でしょうか。

「ピエール・ゼロ・シャルドネ」の分類と基本栄養成分

ピエール・ゼロ・シャルドネ

分類とアルコール度数

「ピエール・ゼロ・シャルドネ」はノンアルコールのワインテイスト飲料。
明記されているアルコール度数は、0%。

ブドウジュースとともに脱アルコールをしたワインが用いられています。

原材料

「ピエール・ゼロ・シャルドネ」の原材料は以下の通りです。

ワイン、白ブドウ果汁、酸味料、酸化防止剤

オーツカ

甘味料、香料は一切使用されていません。
酸化防止剤が入っていますが、こちらは一般的な白ワインにも使われているのでそこまで神経質になる必要はありません。

基本栄養成分

「ピエール・ゼロ・シャルドネ」の基本栄養成分は以下の通りです。

(100mlあたり)
エネルギー:18kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:4.5g
食塩相当量:0g

オーツカ

本物のワインのカロリーはおよそ70kcal~100kcal(100mlあたり)なので、「ピエール・ゼロ・シャルドネ」のカロリーはおよそ4分の1~6分の1。

白ブドウ果汁が入っている割にはかなり低めの数値です。
かなりカロリーが抑えられているため、食事をコントロールしている人でも安心です。

ピエール・ゼロ・シャルドネのお味は?

続いてピエール・ゼロ・シャルドネの味わいをレビューしていきます。

ピエール・ゼロ・シャルドネの味と評価評判

ピエール・ゼロ・シャルドネの味わい
果実味
(4.0)
酸味
(3.0)
キレ
(3.0)
香り
(5.0)
余韻
(3.0)
甘さ
(3.0)

オーツカ

カラーはちょっと懐かしさを感じる麦わら色。

香りはさわやかでさっぱりとした白桃、ピンクグレープフルーツ。

かなり香りが甘く、強い。
他にもジャスミン、エルダーフラワー、カモミールといった好印象なアロマ。

味わいは香り同様、瑞々しいグレープフルーツ。ライトボディで飲みやすい。

とある夏の日に、クーラーの効いた部屋で食べたあの黄色いグレープフルーツの味がする。

ただし時間が経つと水っぽくなるので冷やして早めに飲むのがよいでしょう。

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産地・ワイナリーは?

ピエール・ゼロ・シャルドネ

「ピエール・ゼロ・シャルドネ」の産地はフランスのラングドッグ・ルーション。
コスパの高いワインを多く輩出しており、フランスの中でも最大級のワイン輸出産地です。

近年フランスではオーガニック栽培も多く取り入れられており、「ピエール・ゼロ・シャルドネ」を手掛けるワイナリーの「ピエール・シャヴァン」もそのうちの一つ。
有機栽培かつ無発酵であり、フランスのAB、Ecocert、そして日本の有機JAS認証も受けています。

「ピエール・シャヴァン」は2010年に創立されたばかりにもかかわらず、世界20ヵ国以上との取引をしている新進気鋭のワイナリー。

シャンパーニュのワインメーカーの家系でワインマーケテイングのスペシャリストであるマティルデ・ブーラサン氏とWSET(Wine & Spirits Education Trust)最高学位のlevel4ディプロマの資格を持つ醸造家であるファビアン・グロス氏、二人の若手醸造家によって運営されています。

若手醸造家ならではというべきか、伝統的なワインの製法に囚われることなく、様々な技術体系を柔軟に取り入れながらワインを製造しており、世界的に注目を集めています。

なお「ピエール・シャヴァン」は「シルエット ライト シャルドネ スパークリング」や「ゴールド アラベスク ゼロ NV」といったノンアルコールワインもリリースしています。

ヴィーガン・ハラール認証で世界中に親しまれる

様々なハラール認証のマーク

様々なハラール認証のマーク

「ピエール・ゼロ・シャルドネ」は動物性の清澄剤を一切使用していないヴィーガン飲料でもあります。
肉や魚だけではなく、卵や牛乳、はちみつなどを摂らないヴィーガン(菜食主義)の方でも安心して飲むことができるので、世界中で愛されています。

また、ハラール認証機関「ハラル・コンサルティング」が認定した「ハラール認証」を取得した ワインテイスト飲料でもあり、アルコールを口にすることが制限されているイスラム法上でも飲むことが認められている飲料というわけです。

宗教上の理由や趣向などを問わず、多くの人に親しまれているには理由があるのです。

飲み頃の温度は?

「ピエール・ゼロ・シャルドネ」の飲み頃は10℃~14℃をおすすめします。

辛口のワインのため、甘口よりも高めの温度で飲むのが一般的とされています。

「ピエール・ゼロ・シャルドネ」は白桃やグレープフルーツに加えて白い花のようなややハーバルな甘い香りが特徴のため、辛口のワインの基本の飲み頃である7℃~14℃の中でも高めに設定することで香りがより豊かに感じられるかと思います。

おすすめのペアリング

鮭のムニエル

「ピエール・ゼロ・シャルドネ」は料理を選ばない万能なタイプ。

食前酒としてはもちろんのこと、魚料理から肉料理、サラダとも相性がいいです。

鮭のムニエルやポテトサラダにもマッチします。
肉料理であれば、赤身よりも白身との組み合わせがおすすめ。

果実の白い花の甘いアロマも持つため、フルーツを使ったデザートとの相性も抜群です。

オーツカ

子供のころに黄色いグレープフルーツを半分に割って、ギザギザのついたスプーンで果肉を掻き出して食べていました。アレを思い出します。

白ブドウ果汁のせいか、単体でもかなり飲みやすいです。

現在発売されているノンアル白ワインの中でもコスパの高い良品だと思います。

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