オーツカ
「ファルツァー トラウベンザフト」は、ワイン用のブドウを100%使用したブドウジュースのシリーズ。
白、赤の2種類があるのですが、今回ご紹介するのは、Weiβ(ヴァイス)という白ブドウのほうです。
ドイツのファルツ地方、ウングシュタイン村にある少数気鋭の協同醸造所「ヘレンブルク・ホーニッヒゼッケル」で造られたぶどう品種、ミュラートゥルガウ、ケルナー、バッフス、モリオムスカートといったブドウを贅沢にブレンドして仕上げています。
いやー舌噛みそう(笑)
ではレビューしていきたいと思います。
コンテンツ
「ファルツァー トラウベンザフト ヴァイス(白)」の分類と栄養成分
分類とアルコール度数
「ファルツァー トラウベンザフト ヴァイス(白)」はぶどうジュースに分類されます。
そのためアルコール度数の表記はありません。
アルコールが飲めない方はもちろん、妊娠中や授乳中、運転を控えている方でも気にせず飲むことができます。
原材料
「ファルツァー トラウベンザフト ヴァイス(白)」の原材料は以下の通りです。
ぶどう
オーツカ
ワイン用のブドウのみを贅沢に使用した、100%のブドウジュースに仕上がっています。
保存料などが入っていないため、開封後は冷蔵庫で保存して3~4日で飲み切ることが推奨されています。
使われているブドウの品種の割合はミュラートゥルガウ50%、ケルナー30%、バッフス10%、モリオムスカート10%となっています。
基本栄養成分
「ファルツァー トラウベンザフト ヴァイス(白)」の基本栄養成分は、以下の通りです。
(100mlあたり)
エネルギー:59kcal
たんぱく質:0.2g
脂質:0.2g
炭水化物:14g
糖質:14g
食塩相当量:0.01g
オーツカ
ダイエット向きとは言えません。
ただこの糖質は全てブドウ由来のもので、砂糖や甘味料を添加したものではありません。
ファルツァー トラウベンザフト ヴァイス(白)のお味は?
続いてファルツァー トラウベンザフト ヴァイス(白)の味わいをレビューしていきます。
オーツカ
香りはほとんどとれないが、玉ねぎや鋭いミネラルを感じる。
味わいはリンゴジュースとぶどうジュースの間。少しだけステンレスのような鉄っぽさ。
ストレートがおいしい。
こういった高級ジュースはソーダ割りにしてもおいしいのですが、ファルツァー トラウベンザフトはかなり酸味が立ってしまうのでおすすめしません。
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少数気鋭のワイン協同醸造所「ヘレンブルク・ホーニッヒゼッケル」による製造
「ファルツァー トラウベンザフト」を製造しているのは、共同醸造所の「ヘレンブルク・ホーニッヒゼッケル」。
「ヘレンベルク・ホーニッヒゼッケル」は、ドイツのファルツ地方にあるウングシュタイン村にて1903年に設立された歴史ある大規模協同組合で。
今日に至るまで、コストパフォーマンスの高いワインを製造してきました。
ドイツでは小規模生産者が多く協同組合のシステムが発達しているために、高水準のワインを生み出すことが可能なのです。
ちなみにこの「ヘレンブルク・ホーニッヒゼッケル」という名前は、バートデュルクハイム市という温泉街にある単一畑のヘレンベルク(Herrenberg)とホーニッヒゼッケル(Honigsaeckel)に由来しています。
はー、ドイツは名前がややこしい(笑)
1968年にそれぞれの名前を掲げている二つの組合が統合したため、「ヘレンブルク・ホーニッヒゼッケル(Herrenberg-Honigsaeckel)」という舌を噛みそうな長い名前になったといいます。
当初は20以上の生産者によって運営されていましたが、「品質向上のために組織を簡素化しよう」という考えによって現在の生産者は11にまで減少しました。
名前も簡素化すればいいのに、、、、・
所有しているブドウの栽培地は合計で200haにも及び、100種類にも及ぶワインを手掛けています。
中でもリースリングやピノ・ノワールを中心とした辛口・中辛口のワインが9割を占めており、その特徴は
- 果実味が強い
- ほどよくまろやかな酸味
- 食中酒向き
といったもの。
この特徴を最大限に生かしたワイン造りは、地元のドイツ ファルツでも圧倒的な支持を得ています。
ドイツにおいて栄誉のあるGrosser Preis(農産物大賞)の受賞をはじめ、国内外でも数多くの賞を受賞しています。
地元に留まらずにイギリスを中心とした国外においても成功を収めており、そのクオリティの高さには定評があります。
日本にもこのリースリングや、ピノ・ノワールのブラン・ド・ノワール、ロゼ、カベルネ系の赤ワインなど、幅広いワインの種類を手掛けているドイツらしい新しいワインが続々と入ってきています。
オーツカ
甘口の白ワインの飲み頃と同様に5℃~8℃あたりまで冷やすのが吉。
ちなみに販売元の商品紹介やラベルにはソーダ割も勧められていますが、実際に飲んでみるとソーダによって酸味がかなり強調されてしまいました。
ストレートやロックで飲むことをおすすめします。