ノンアルコール黒ビール(スタウト)が熱い!おすすめ銘柄の味や評判など

ノンアルコール黒ビール(スタウト)が熱い!おすすめ銘柄の味や評判など

オーツカ

コロナが猛威を振るう前まではほとんど商品が存在しなかったノンアルコール黒ビール。

僕も新潟麦酒ブラックZEROZERO(ゼロゼロ)をレビューして「あんまり好みじゃないなぁ」と思った記憶があります。

しかし、わずか1年でかなり開発が進み、商品数が増えてきました。

今回はどんなノンアルコール黒ビールのラインナップがあるのか見ていきましょう。

ノンアルコール黒ビールの種類

アサヒビアリー

アサヒビアリー

アルコール度数0.5%の黒ビール。微アルコールとしていますが、0.9%のブローリーもありますし、1%未満なのでノンアルカウントです。日本の法律では、アルコール分1%未満であれば「ノンアルコール飲料」として分類されますからね。

味わいですが、やはり、ノンアル黒ビール系は糖質結構入っているんでコクはあります。泡立ちもよい。きめ細かい泡が唇を楽しませてくれます。

ブローリーを飲んだ時と同じようなボディを感じ、しっかり麦のうまみもあります。まぁこれだけ糖質入れてればおいしいですよ。間違いない。

ラベルも高級感があっていいです。ただしダイエットなどには向きません。

小樽ビール/ノンアルコールブラック

小樽ビール/ノンアルコールブラック

北海道小樽市街のレンガ倉庫街にある「小樽倉庫No.1」で、様々なタイプのビールを醸造している小樽ビール。

こちらはビールのホップの香りを抑えて麦のローストフレーバーを引き立てたノンアル黒ビール。結構甘いです。

もともと小樽ビールは麦甘な味が印象的です。コーヒーかけたコーンフレークみたいな香りがする。

龍馬とかヴェリタスブロイとか、ドイツ系ノンアルビールに慣れている人は美味しく飲めると思います。

MARUKU AF STOUT

MARUKU AF STOUT

以前「ノンアルコール通販サイト特集」でご紹介したMARUKU(マルク)が発表している自社ブランド。

ラガータイプの「MARUKU AF LAGER」、そしてこちらの黒ビール(スタウト)タイプ「MARUKU AF STOUT」の2種を発表しています。

「北海道・小樽ビール醸造所との強力なパートナーシップのもとで生産されている」ということなので、上記で紹介した小樽ビールのOEM商品ということになります。

どのくらい味わいに差が出せるのかはわかりませんが、基本的には小樽ビールの風味なのかなと思います。

ブラバス ノンアルコールクラフトオートミールスタウト

ブラバス ノンアルコールクラフトオートミールスタウト

アメリカ合衆国、南カリフォルニアで2015年に製造を開始した、「アメリカ初のノンアルコールクラフトビール専門のブルワリー」ブラバス・ブルーイングがリリースするノンアルコールスタウト。

焦がした穀物感が強く、チョコレートやキャラメル、そしてカカオのフレーバー。非常にロースティで浅煎りコーヒーのような酸味も感じられるスムースな黒ビールです。

コクはあるが、甘みは抑えめで、酸味がちょっと強いイメージ。

2019年のGreatAmerican Beer Festivalで銀賞を受賞しています。

ギネスドラフト0.0

ギネスドラフト0.0

以前から積極的にノンアルコールへの取り組みを行っているギネスの親会社のディアジオ。ついにギネスビールもノンアル化です。

プレスリリースでは、製造工程は従来のアルコール入りギネスと変わらないと説明しており、同じ原料を使用し、低温濾過(ろか)の処理を通じてアルコールを取り除くとしています。

1缶当たり70カロリーと、従来のギネスの同154カロリーより低くなっています。

米国で人気のビール「バドワイザー」も、2020年7月にノンアルコールのビールを発売しましたし、こちらも早く日本でも飲めるようになるといいですね。

 

増え続けるノンアルクラフト黒ビール

他にも各社続々とノンアルコール黒ビールを開発しています。
ノンアルコールの黒ビール(スタウトビール)自体の製法はそこまで難しくはないので、これからOEMを含め多くの商品が出てくることが予想されます。

kuusoo BLACK

kuusoo BLACK

 

岩手県釜石市ののシャッター商店街「仲見世通り」では、 『kuu-soo BREWING』がノンアルビールプロジェクトに挑戦中。

運営するのは合同会社sofo。従来の食事とのペアリングだけではなく、「シーンやくらしに寄り添うペアリング」を意識した商品展開し、この黒ビールも本を読んだり、映画・音楽鑑賞など、おうちでのリラックスシーンとともに味わっていただくのがオススメとのこと。

これまでの「薄い」ノンアルコールビールではなく、ロースト麦芽の苦味と甘味によるコクや香ばしさ、濃密な泡を感じられる商品となっており、食事と合わせて頂く場合には、赤ワインに合わせるようなフードとの相性がよいとしています。

またビールが苦手という人にも、砂糖・牛乳などで割ったブラック&ホワイトや、コーラを加えるトロイの木馬、レモン汁やオレンジを加えて爽やかに飲むこともでき、その時々のシーンに合わせてアレンジすることも可能なようです。これまで添加物が気になってノンアルを飲んでいない方も、安心して飲むことができそうですね。

『kuu-soo BREWING』は第2弾のノンアルビール企画として、お風呂やサウナ後、晴れた昼間やアクティビティのシーンに寄り添う華やかなビールを意識した「ベルジャンホワイト」スタイルのノンアルコールクラフトビール「kuusoo WHITE」(仮)の企画をしており、11月より予約販売をする予定。

ノンアルライフスタイルメディア「のんあるのあるくらし」も2021年9月末頃にOPEN予定だそうです。こちらも楽しみです。

プロジェクトを見てみる

運営者のTwitterなどもチェックしてみてね。

オーツカ

続々と増え続けるノンアルコール黒ビール。その魅力はなんといっても泡のきめ細さとノンアルコール飲料らしからぬコクかなと思います。

糖質がそこそこ高いのでダイエットには向きませんが、近い将来糖質ゼロの黒ビールがが実現されることもあるかもしれません。

今後色々なタイプのスタウトの出現に期待しましょう!