まずはこれ！おすすめのノンアルコール白ワイン/プレゼント/家飲みにも

前回ノンアルコールスパークリング白ワインの記事がとても好評でしたので、今回は炭酸が入っていない「ノンアルコール白ワイン」について特集していこうと思います。

正直、ノンアルコールは炭酸が入っていたほうがキックがあって飲みごたえがあるのですが、いくつかおいしいノンアル白はあるので、レストランでノンアルコールワインを飲みたい時やリカーショップで迷ったときは参考にしてみてください。

有名どころですが、色々飲んでみてやっぱりおいしかったなぁと。

現状のノンアル白では手に入れやすさもコスパもナンバーワンに限りなく近いのではないでしょうか。

カラーはちょっと懐かしさを感じる麦わら色。香りはさわやかでさっぱりとした白桃、ピンクグレープフルーツ。

かなり香りが甘く、強い。
他にもジャスミン、エルダーフラワー、カモミールといった好印象なアロマ。

味わいは香り同様、瑞々しいグレープフルーツ。ライトボディで飲みやすい。

とある夏の日に、クーラーの効いた部屋で食べたあの黄色いグレープフルーツの味がする。

ただし時間が経つと水っぽくなるので冷やして早めに飲むのがよいでしょう。

ピエール・ゼロ・シャルドネの詳しい味わいレビューはこちらから！

白のスパークリングでもおすすめしたタウティラ。

ライムのような爽快なアロマ。

酸はやや強めだが残糖度、果実味のバランスが良く、ワインに近い味わいがしっかり感じられる。

白スパークリングのタウティラより派手さはないが、白身魚などに合いそう。

値段もそこそこ強気ですが、はずさないです。仕事頑張ったご褒美に。

タウティラ白（ブランコ）の詳しい味わいレビューはこちらから！

食事にも合わせやすく、パーティーシーンや休肝日にもぴったり。パッケージもシックで、贈り物にもしやすい使い勝手のいい一品。

香りはしっかりとしたペトロ―ル香（石油）、牧草のようなアロマ、少しベルガモット。

味わいは軽快でカジュアル。
中盤から印象的なキウイフルーツ。その後に儚くミント。

甘くないグレープフルーツのようなニュアンスがありつつ、フィニッシュには思いっきり飲むヨーグルトのような酸味。

冷蔵庫で強めに冷やすと吉。

インヴィノ・ヴェリタス　ヴィンセロ・ブランコの詳しい味わいレビューはこちらから！

かなり繊細だけれど、食事に合わせやすそうなノンアル白ワイン。

色ははっきりとしたゴールドで、香りは本当に弱く、鼻を突っ込んで嗅いでみてもなかなかわからない。
うっすらとだがプロセスチーズのような匂いがある。

味わいはミネラリーで酸も甘みも控えめ。

カロリーハーフのマヨネーズを彷彿とさせるフレーバーがあるので、お好み焼きやたこ焼きなど、ソースとマヨネーズをかけた濃く酸味のある食事には合わせやすそう。

ヴィンテンス ソーヴィニヨン・ブランの詳しい味わいレビューはこちらから！

ここからは「上品な高級ぶどうジュースのノンアル白ワイン」をご紹介します。

甘さはあるので食中向けではありませんが、非常にみずみずしくおいしい。誰でにでも嫌味なく好まれる味でプレゼントにもおすすめです。

ハッキリ言って知らない人は損してます。

かなり上級者向けな味わいだけれど、とても完成度が高く、色々な風味を楽しませてくれる素晴らしい作品。

色はオレンジがかった濃いイエローでやや白濁している。そのたたずまいから濃厚な味わいが伺える。

香りは紅茶（ディンブラ）、上品なピーチティー。

口に含んでみると、白ワインではなく完全なぶどうジュース。しかし口当たりはなめらかで上品。

アランミリアより甘くなく 味わいも高貴でエレガント。

非常に味のレイヤーが多く、夏ミカンやパイナップル、後味にオレンジピール。

ジュースとは思えないスパイシーで複雑な果実味があり、満足度が非常に高い。

ソーダ割りよりもロックの方がおすすめ。

F.X.ピヒラーの詳しい味わいレビューはこちらから！

グレープジュース界のいわゆるメジャーどころ。アランミリアです。

果実味が高く、自然な甘味が心地よい。ワインというよりはハイクオリティな葡萄ジュース。無理に絞った感じがなく、上品でフリーランジュースっぽい。

※フリーランジュースとは、赤ワイン・白ワインの製造過程において、ブドウの破砕後に圧搾（プレス）を行わずに自然に流出した果汁のことです。
フリーランジュースは圧力をかけて搾り取らないらめ苦味や渋味などが少なく、繊細な果汁が特徴です。

アラン・ミリア ソーヴィニヨン・ブランの詳しい味わいレビューはこちらから！

ちょっと保管には困るのだけれど、とてもおいしくて、とても安い、すごく扱いやすいすっきりとしたぶどうジュース。

柔らかい麦わら色。香りはほぼないが、温かみがある朗らかで甘いアロマ。小さくイチジクのニュアンスを感じる。

ストレートで飲むとまさにフレッシュイチヂクジュース。

飲み込まずに口の中で回すと本当に濃厚にイチヂクを感じられます。

パッケージも悪くないし、容量も多いのでパーティーにも向いていますね。お子さんも喜びそう。

白ワイングラスよりも、大きめのブロックアイスをギチギチに入れたタンブラーにソーダで割ると最高においしい！

ヴァイサートラウベンモストの詳しい味わいレビューはこちらから！

上記で紹介しきれなかった白のノンアルコールワインは以下のページで詳しく書いています。

ノンアルスパークリング（主に白）は結構飲んだことあるよーって人がいるのですが、ノンアル白ワインはまだまだ知られていません。上記の記事を参考にぜひ自分の好みを見つけてみてください。

ちなみに甘いのと甘くないのは絶対に見分けて下さいね！
めちゃめちゃ甘いぶどうジュースは食事とは合わせられないので。

ノンアルコールの白は食事に合わせやすいものが多い印象でした。飲食店でも色々と使えるなと思いましたね。

次回は赤スパークリング（ノンアルランブルスコ）あたりを特集します！