セニョリオ・タウティラ/エスプモーソ(スパークリング)の味わいレビュー

セニョリオ・タウティラ/エスプモーソ(スパークリング)の味わいレビュー

オーツカ

今回はスペインのノンアルスパークリングブランド「タウティラ」をご紹介。

スペイン中部、ラ・マンチャの伝統的なワイン醸造所で製造されたアルコールフリーワイン。

本物のワインからアルコールのみを取り除くことで、ワインそのものの味わいや香りを残し限りなく本物に近いワインの味わいを再現しています。

スパークリング、白、赤、ロゼと4種類を展開しているタウティラから今回はスパークリングをご紹介していきましょう。

タウティラスパークリングの分類と栄養成分

タウティラスパークリング

分類とアルコール度数

日本ではアルコール度数1%未満であれば酒類とはみなされません。

しかし実際に1%以下という表記にはアルコールが少量含まれています。

そのため、0.005%~1%未満のアルコール度数のものを大きく「ノンアルコール」と分類し、0.1%以上のものは「低アルコール」として販売されているのが普通です。

アルコール度数が0.05%未満のものは「アルコール0.0%」と表記され0.005%未満のアルコール度数では、「ノンアルコール」または「アルコール0.00%」と表記することができます。

タウティラのワインのアルコール度数は、スパークリング、赤、白、ロゼの全ての種類において0.0%。
0.0%以下の数字は明確にはわかりませんが、ほんの微量のアルコールは含まれています。

原材料

タウティラスパークリングの原材料は以下の通りです。

それぞれの味で違うのは原材料となるブドウの品種のみですね。

ぶどう(アイレン)、砂糖、酸化防止剤

オーツカ

スパークリングで使われているブドウの品種はアイレン。

スペインで栽培されるブドウの約30%を占めており、香りがよく適度な酸のワインができるという特性があります。

他の地域では、ライレン、マンチェガ、バルデペニェーラ、フォルカヤットといった名前で呼ばれることもあります。

基本栄養成分

タウティラスパークリングの基本栄養成分(100mlあたり)は以下の通りです。

エネルギー:23.5kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:5.0g
塩分量:0.1g

オーツカ

本物のワインと比べるとどれもカロリーはおよそ3分の1少ない仕上がりです。

ノンアルコールということもあり、カロリーを気にしている人でも量を気にせずに飲みやすいのではないかと思います。

タウティラスパークリングのお味は?

続いてタウティラスパークリングの味わいをレビューしていきます。

タウティラスパークリングの味と評価評判

タウティラスパークリングの味わい
果実味
(3.0)
酸味
(4.0)
キレ
(4.0)
香り
(3.0)
余韻
(3.0)
甘さ
(2.0)

オーツカ

しっかりとスパークリングワインとして成り立つクオリティ。

爽やかな酸味があり糖度も程よく低め、イーストの香りに近いものもあり、若干タンニンも感じる。

さっぱりとしたリンゴと白桃のフレーバー。

リースリングの印象が強く食前食中酒として質が高い。

とても上品で高貴。

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タウティラスパークリングの製法

タウティラスパークリング

タウティラでは「低温真空蒸留」という製法を用いており、本物のワインからアルコールのみを分離しています。

ブドウやワインそのものの味や香りをそのまま損なわずに楽しむことができ、さらに、健康効果のある成分をも損なわないということ。

というのもアルコールのみを分離しているため、本物のワインと同様にポリフェノールやフラボノイドが含まれているのです。

ポリフェノールとフラボノイドはともに抗酸化作用が強く、体の細胞を酸化させる、いわば老化につながってしまう活性酵素の役割を抑えることができます。

生活習慣病やがん、ウイルス感染症の予防や美肌にも役立つという効果も期待できます。

名称にあるエスプモーソはスパークリングワインを指す言葉

スペインのスパークリングワインは「カヴァ」という名称で呼ばれていますが、カヴァは産地やぶどう品種、製法が細かく指定されており、一般的にはこの「エスプモーソ」がスペインでのスパークリングワインを指します。

ちなみにイタリア語で発泡ワイン全般は「スプマンテ」、フランス語では「ヴァン・ムスー」と呼びます。

オーツカ

タウティラはスパークリング、白、赤、ロゼと4種類出ていますが、本当にどれもレベルが高いです。

特に発泡性のものはおいしい。

スペイン本国のイスラム評議会部局ハラル協会から、ハラール認証を受けているので安全です。

飲み頃の適温は適温4~5℃。食中にもぜひ。

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