オーツカ
赤のノンアルスパークリングワイン、おいしいものが多かったな~。
たいていの場合炭酸入りはおいしいのですが、あまりおいしいと評判を聞かないのが炭酸が入っていないノンアル赤ワイン。
今回は鬼門と思われる「ノンアル赤ワイン」を徹底的に飲んでおすすめを探っていきたいと思います。
コンテンツ
ノンアルコール赤ワインを選ぶ際に気を付けること
ノンアル白ワインの記事でもお伝えしましたが、「甘くない赤ワインに似せたタイプ」と「高級ぶどうジュース」があるということです。
つまり甘くないノンアル赤ワインと甘いジュースのようなノンアル赤ワインが存在するということ。後者はとても甘いので選ぶ際に気を付けましょう。
まず最初は甘くない「しっかりと赤ワイン」のほうをご紹介します。
酸味、渋みのバランスが秀逸、かなり赤ワインらしさがある
ヴィンテンス カベルネ・ソーヴィニヨン
オーツカ
時間経過でアロマが開くとプルーン、アプリコット、ブラックペッパーのスパイスを感じ取れる。
味わいはカシスやブラックベリーなどの赤黒のベリー。
酸とタンニンのバランスが良く、とても赤ワインらしさがある。
同じブランドのピノノアールよりもフルーティだが、しっかりとした鉄分も感じる。
これは十分においしい。ノンアルコール赤ワイン入門用にもぜひ。
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リーズナブルで飲みやすい、ノンアル赤ワイン入門用
オピア カベルネソーヴィニヨン
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非常に甘いアロマでフレッシュジュースのよう。アメリカンチェリーとクランベリー、うっすらとクローブの香り。
味わいは甘さ先行で酸は薄く、フィニッシュには淡いタンニンとシナモン。
ややケミカルなフレーバーで無理に水っぽさを支えている印象で、香りはとにかく甘い。口に含んだ時の味のギャップすご。。。
ぶどうジュースには属さないが、甘くフルーティーな香りが好きな人向け。でもアルコール入り赤ワインを飲みなれた人はやっぱり水っぽいか。
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チーズとも合わせやすいオイリーなミディアムボディ
モンティヨン・ルージュ
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香りは油分を感じる。バター、少しゴムっぽい(キンケシ)。
時間経過して香りが開くとジアセチルが強くなり、汗のような匂いも。
味わいはスパイシー。シナモンのフレーバーとザクロの味わい。
フィニッシュにはタンニンの心地よい渋みが残るミディアムボディ。
チーズ+マヨネーズ+トーストが最高に合いそう。
ちょっと癖の強いノンアル赤を飲みたい人はこちらを選択するとよいと思う。飲みにくさを感じる場合もあるので、まずよく冷やして。
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オーツカ
すごく面白い味わいのものもあるので、ぜひ試してほしいです。
フレッシュな酸からコクのある甘み、味わいの変化が面白い
妖精たちの宴
オーツカ
香りはプルーンやブルーベリー。口当たりは軽いが、飲んでみるとその味わいに驚かされる。不思議なほど酸が強いのだ。
まさに小粒のヤマブドウを力いっぱい絞ったような酸味と甘み。
嫌味な酸っぱさではなく、渋みをまったく感じないフレッシュなもの。
少しライムやピンクグレープフルーツのような後味があり、柑橘っぽい。
酸っぱさと甘みの調和が楽しい、まさに新感覚の飲み物。
すごい面白くておすすめ。甘いのが苦手な人でもぜひ一度体験してほしい。
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メジャーブランドの誇る重厚感のある本格派グレープジュース
アラン・ミリア メルロー種 赤グレープジュース
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ドロリとしたテクスチャでアランミリアのカベルネ種と同じく糖度は高い。わらぼしや干し葡萄の香りが強く、メルローらしさもしっかりと感じる。
ペアリングとしての使い方はかなり面白そう。
単体で飲むデザートワインで、めちゃめちゃ甘いが、キレはよく上品。
クラッシュアイスを入れてロックにしてもよい。
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大容量でパーティーにも最適な入門用のおいしいグレープジュース
ローター・トラウベンモスト
オーツカ
白のヴァイサーよりも引っ掛かりがなく、ストレートでサラっと飲みやすい。
酸味はほとんどなく、ラズベリーやカシスというピリピリしたイメージよりはストロベリーのすっきり甘い感じ。
白、赤、味わいは異なるけれど、サラっと飲めてしまうところが共通している。
普段アルコールを飲まない方が集まるパーティーシーンには向いていそう。
ただし飲み残しの保管はちょっと難しい。バキュバンなどで栓をするか、ペットボトルなどに移し替えて保存するのがよい。
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その他これまでにレビューしたノンアルコール白ワイン
オーツカ
上記で紹介しきれなかった赤のノンアルコールワインは以下のページで詳しく書いています。
ノンアルの赤はかなりの数が出ているのですが、当たりはずれが大きいというか、正直あまりおいしいものに出会ったことがありませんでした。甘いジュースのほうが全然飲めるんですけどね。
なぜノンアルの赤ワインがおいしくないのかは次回どこかの記事で追及してみたいと思います。
(なぜノンアルコールの赤ワインがまずいのかの理由を調べた記事を書きました!)
https://www.shirafu365.com/red05/
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