オーツカ
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「インヴィノ・ヴェリタス/ヴィンセロ・ティント」の分類と栄養成分
分類とアルコール度数
「インヴィノ・ヴェリタス/ヴィンセロ・ティント」のアルコール度数は0.0%。
本物のワインからアルコールを抜いたのみの脱アルコールワインから造られていますが、清涼飲料に分類されています。
原材料
「インヴィノ・ヴェリタス/ヴィンセロ・ティント」の原材料は以下の通りです。
スペイン産ワイン
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原材料とされているこのスペイン産ワインはテンプラリーニョを使っています。
輸入元のパナバックはこういったナチュラルな原材料を使っているワインをよく扱っています。
インヴィノ・ヴェリタス/ヴィンセロ・ティントのお味は?
続いてインヴィノ・ヴェリタス/ヴィンセロ・ティントの味わいをレビューしていきます。
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香りはローストナッツ、腐葉土、図工室、削りたての鉛筆、キノコ。
口に含むとかなり酸が強めで面食らう。
赤ピーマンやトマトの味わい、アセロラのような酸味。 余韻は渋く長い。
キノコのピザなどと一緒にいただきたい。
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脱アルコールは、減圧低温蒸留法で
これまでノンアルコールワインは、ジュースにお茶の渋みを加えタンニンを再現したり、炭酸を加え口当たりを変えるなどの方法でワインの味わいを再現していました。
しかし減圧低温蒸留法という製法が開発されたことによって、本物のワインからアルコールのみを除去できるようになりました。
「ヴィンセロ・ティント」もこの製法を採用しており、味を調整するための添加物などを加えることなく元となるワインのみで完成しています。
日本で売り出されているノンアルコールワインは、「製造過程においてアルコールを含んではいけない」とされているため、「ヴィンセロ・ティント」のように本物のワインからアルコールのみを抜く製法は行われていません。
そのためワインと同じ品種を用いただけのぶどうジュースとして製造されることが多く、本格的なワインの風味を楽しみたい方や、お酒好きの方には物足りない商品でした。
一方海外で製造される減圧低温蒸留法を用いたノンアルコールワインにおいては、本物のワインとの違いはアルコールを含まないという点のみ。
そのため地域ごとの本物のワインそのものの味わいを楽しめるという点で、この製法を用いた「ヴィンセロ・ティント」はワイン好きにおすすめできる逸品です。
輸入元のパナバックとは
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パナバックが創立されたのは1982年。
当初は飲料の国際貿易を主としていましたが、その当時からノンアルコール飲料に着目していました。
パナバックのモットーは「自然の形を崩さない」ということ。
様々な成分と共存し合って自然の中で育ってきた植物のあるがままの状態を守りたいということから、輸入している商品の原材料はかなりシンプルに仕上がっています。
今回ご紹介している「ヴィンセロ・ティント」や、同シリーズの「ヴィンセロ・ブランコ」も、このモットーに倣っています。
パナバックが取り扱っているのは、本物のワインはもちろん、有名なノンアルコールビール「ヴェリタスブロイ」やノンアルコールワインジュース「ベルビニョー」などで、これらは全て、可能な限り自然のままの原料を用いておりそして自然の力による健康促進を活かせるような高品質な製品です。
「インヴィノ・ヴェリタス/ヴィンセロ・ティント」の生産地と品種
「インヴィノ・ヴェリタス ヴィンセロ・ティント」のワインはスペイン産です。
ラベルにはドイツが原産国と表記されていますが、原産国というのは最終工程を行った国になるため、ドイツで最終工程を行ってはいるものの元となるワインはスペイン産であることに変わりはありません。
スペインはブドウの栽培面積においては世界一、ワインの生産量においては世界第3位を誇る、世界的にもワイン造りが盛んな国です。
とくにブドウの品種としてはスペイン原産の赤ワイン用黒ブドウ品種であるテンプラニーリョ種が代表的。やわらかな口当たりと程よい渋みが特徴ですね。
テンプラニーリョの栽培面積は世界4位とされていますが、そのおよそ95%はスペインと隣国のポルトガルによって栽培されています。
スペインでは最も人気の品種で、「貴族のブドウ」とも呼ばれるほど。
「インヴィノ・ヴェリタス ヴィンセロ・ティント」の元になっているのも、テンプラニーリョ100%。
ちなみにテンプラニーリョの語源は「早熟」。
同じ地域のブドウと比較しても熟すのが早いというところからきているようです。
美味しく飲むためには?
「インヴィノ・ヴェリタス ヴィンセロ・ティント」はミディアムボディのため、その適温は13℃~16℃。
ヴェリタスブロイでは14℃を推奨しています。
しかし「ヴィンセロ・ティント」を実際に飲んでみると、かなり酸が強めに感じました。
そのため推奨されている14℃よりも少しだけ高めの温度で飲むことで、酸も少しやわらかく味わえるのではないかと思います。
オーツカ
酸がやや強めだけど、クワトロフンギなどキノコを使ったピザとは相性がいい。アヒージョなどもよいと思います。
赤ワインにフレッシュさを求めている方にはおすすめします。
ちなみにぶどうジュースではないので気を付けてください。
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