妖精たちの宴(ひるぜんワイナリー)の味わいレビュー

妖精たちの宴(ひるぜんワイナリー)の味わいレビュー

オーツカ

日本でも古来より食べられてきているヤマブドウ(山葡萄)は、近年ワインの原料としても使われています。

栄養が豊富なことでも知られており、生食のほか、ジャム、ジュース、シロップ漬けなどに利用されています。

山葡萄を使ったワインは少ないのですが、この日本に山葡萄ワインを展開している珍しいワイナリーがあります。

 

それが1987年に岡山県に設立された「ひるぜんワイナリー」。
こだわりの山葡萄を栽培から手掛けています。

 

今回はひるぜんワイナリーでも人気商品のひとつ、「妖精たちの宴」を飲んでいきたいと思います。

テレビでも紹介された新感覚のノンアルコールワインということで、楽しみですね。

味のレビューと一緒に、栄養や健康効果についてもお伝えしていきます。

「妖精たちの宴」の分類と栄養成分

妖精たちの宴(ひるぜんワイナリー)

分類とアルコール度数

「妖精たちの宴」の分類はぶどうジュース。
もちろん濃縮還元ではなくストレートなので、こだわりの山葡萄の味や香りをそのままにしっかりと感じられます。

アルコール度数の明記はされていないもののジュースのため、アルコールが苦手な方はもちろんのこと、妊娠中や授乳中の方、運転前でも安心して飲むことができます。

原材料

「妖精たちの宴」の原材料は以下の通りです。

山葡萄

オーツカ

山葡萄のみという限りなくシンプルな原材料。

甘味料や苦味料、香料や保存料などは一切使用せず、山葡萄をそのまま絞ったのみという贅沢でナチュラルボーンなジュースに仕上がっています。

基本栄養成分

「妖精たちの宴」の基本栄養成分は以下の通りです。

(100mlあたり)
エネルギー:39kcal

オーツカ

カロリー以外の栄養成分は明記されていませんでしたが、山葡萄の栄養価は高く、リンゴ酸やビタミンB6、鉄分、カルシウム、そしてポリフェノールが豊富に含まれています。

通常ワインに使われるブドウと比べると、カロリーは30%オフ。カロリーも抑えられています。

そうはいってもぶどうジュースのため、脱アルコール製法によるノンアルコールワインと比較するとカロリーは少し高めですね。

妖精たちの宴のお味は?

続いて妖精たちの宴の味わいをレビューしていきます。

妖精たちの宴(ひるぜんワイナリー)の味と評価評判

妖精たちの宴の味わい
果実味
(4.0)
酸味
(5.0)
コク(ボディ)
(3.0)
香り
(3.0)
余韻
(4.0)
甘さ
(3.0)

オーツカ

香りはプルーンやブルーベリー。

口当たりは軽いが、飲んでみるとその味わいに驚かされる。

不思議なほど酸が強いのだ。

まさに小粒のヤマブドウを力いっぱい絞ったような酸味と甘み。

嫌味な酸っぱさではなく、渋みをまったく感じないフレッシュなもの。

少しライムやピンクグレープフルーツのような後味があり、柑橘っぽい。

酸っぱさと甘みの調和が楽しい、まさに新感覚の飲み物。

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山葡萄に恋する、ひるぜんワイナリー

岡山にあるひるぜんワイナリー

ひるぜんワイナリーは1987年、岡山に創業しました。

これまで数々のワインのレコードを獲得していますが、過去の受賞歴にとらわれることなく、気温差や湿度、発酵において変化をつけながら今もよりおいしいワインを求め続けています。

そんなひるぜんワイナリーが中心として展開しているのは、山葡萄を使ったワイン。

蒜山高原に自生していた1,000本もの野生の山葡萄の木から、「糖度は高く、酸味は少ない特徴をもつもの」を選抜。10年という長い時間をかけて栽培してきたといいます。

自生しているとはいえ、手をかけなくても実がなるというものではないため、安定的な供給が実現するまで試行錯誤を繰り返しました。

ひるぜんワイナリーが選別した蒜山の山葡萄は、本場東北地方のものよりも強い甘味と濃い皮の色が特徴で、ワインをはじめ、100%ジュース、コンフィチュール、の全てにおいて使われています。

オーク樽を用いて醸造

ひるぜんワイナリーではアメリカン・フレンチオークの樽を800個以上所有し、オーク樽を用いた熟成を取り入れています。

山葡萄とオーク樽は相性が良いそうで、中でもフランス中南部のアリエでつくられた樽とは抜群の相性を誇ります。

山葡萄から造られるワインのコクと旨味を引き出すには樽のどっしりとした力が必要なのです。

※妖精たちの宴はオーク樽熟成はされていません。

山葡萄は栄養満点!普通のブドウとの差は?

「赤ワインはポリフェノールが豊富!」、「ワインは体にいい!」とよく耳にしますよね。

まぁ通常の赤ワインはアルコール入りなので体にいいとまでは言いませんが、ぶどうの栄養成分は豊富に含有しています。

赤ワインに山葡萄が用いられることはあまりないのですが、山葡萄は通常のブドウと比べてかなり栄養価が高いのです。

ポリフェノールはもちろんのこと、鉄やカルシウムも豊富。
山葡萄と普通のブドウの栄養比較は以下の通りです。

(100gあたり) 山葡萄 普通のブドウ
1.3mg 0.2mg
カルシウム 34mg 5mg
ポリフェノール 2880mg 333mg

ポリフェノールは8倍、鉄分とカルシウムは7倍という差があります。

健康効果はもちろん、鉄分などは女性にとって、特に嬉しい成分です。
これに加えてリンゴ酸が5.5倍、ビタミンB6が3倍ということなので、凄まじい栄養が凝縮されています。

妖精の宴はノンアルコール飲料ですし、美味しさとともに多くの栄養が摂取できるのでまさに一石二鳥の商品です。

ひるぜんワイナリーにはショップ「コアニエ」も

コアニエ

ショップ・試飲

ひるぜんワイナリー内のショップ「コアニエ」は、常に10種類以上のひるぜんワイナリーのワインを揃えているショップ。
「より美味しいものを味わってほしい」という想いから、なんと社長自らが試飲ブースに立ちます。

試飲ブースではひるぜんワイナリーの全てのワインを試飲可能。
自分の好みはもちろんのこと、どんなシチュエーションに合うワインかを一緒に考えながらゆっくり選ぶことができます。

もちろん妊婦の方やドライバーさんには妖精の宴をお出ししています。

食事&カフェ

コアニエには、地元の食材、蒜山の旬のメニューとともにワインも一緒に楽しめるレストランも。貸し切りによるワインパーティーも可能です。

季節によって変わる素材に合わせてシーズンごとの料理を揃えており、ワインに合うおつまみから、食事、山葡萄のアイスまで。

グラスワインとチーズセットなどもあるということで、好きなワインを選びながらゆっくりとした時間が過ごせそうです。

ぜひ一度見学に行ってみたいものですね。

オーツカ

脱アルコールワインではないのでジュースに分類されるのですが、本当にビックリする味わいの新感覚ぶどうジュースです。

野性味あふれる味というか、甘み、酸味、渋みのバランスが秀逸で、ボディ、コクといった要素も申し分なし。

高級感もあり、飲んだ後の満足度が非常に高い商品です。

贈り物にもパーティーにも、ご自分へのご褒美にもよいと思います。

気に入ったら「ひるぜんワイナリー」にもぜひ足を運んでみてください。

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