オーツカ
今回はノルマンディの中心部ペイ・ドージュに位置するLE PAULMIER(ル・ポルミエ)から「POMMILLON(ポミヨン)」をご紹介。
1580年代来の伝統を守り続けるとともに、時代に合わせた革新的なアイデアが生み出されているということで、小さいながらも注目されている造り手でもあります。
「POMMILLON(ポミヨン)」はりんご本来の酸味と凝縮された密な甘みに加えて、ほんのりと香るバニラが特徴。
お洒落で可愛らしいパッケージはプレゼントにも最適な一品です。
実際に飲んでみましたので、その味わいを実際にレビューしていきたいと思います。
コンテンツ
POMMILLON/ポミヨンの分類と基本栄養成分
分類とアルコール度数
ポミヨンはアルコール分0.0%、お砂糖・着色料・香料不使用。分類は清涼飲料水になりますね。
授乳中、妊娠中のかたはもちろん、お子様から大人まで楽しんでいただけます。
原材料
「POMMILLON(ポミヨン)」の原材料は、以下の通りです。
オーツカ
バニラエキスはマダガスカル産のものを使用しており、ほんのりとバニラの香りが感じられます。
POMMILLON/ポミヨンのお味は?
続いてPOMMILLON/ポミヨンの味わいをレビューしていきます。
オーツカ
香りは白い花、華やかさをまとった青りんご。
味わいは酸と甘みのバランスがとてもよく、ドライで大人向けの印象。
料理とも合わせやすそうで、キッシュやガレットなどと一緒に朝食で飲みたい。
ウェルカムドリンクとしても重宝しそうで、シードルで乾杯というのもなかなかよさそう。
\価格をチェック!/
りんごと品種のこだわり
ポミヨンに用いられているりんごは全て自家果樹園で収穫されたもの。
ブレンドされているのは、非常に香りが強い品種であるラ・レーヌ・デ・レネットとメルローズ、そしてゴールデンの3種類。
これらのりんごは細かく選別された後に、一つ一つ手で収穫されており、丁寧に3回洗って種別ごとに搾ります。
りんごは自然の産物ゆえに土壌の状態や環境によって味が少しずつ異なります。
毎年毎年、リンゴの味わいを確かめ、その特徴を見極めて3種類のブレンド比率を決めているといいます。
「POMMILLON(ポミヨン)」は品質を安定させながらも、その年のりんごの魅力を十分に引き出しているノンアルシードルと言えます。
造るのは、ノルマンディのLE PAULMIER(ル・ポルミエ)
フランスでシードルが有名な地といえばブルターニュとノルマンディの二つが挙げられますが、「POMMILLON(ポミヨン)」を造るLE PAULMIER(ル・ポルミエ)はその一方であるノルマンディの中心部、ペイ・ドージュの南に位置しています。
もちろんそこには自主果樹園も備えています。
ル・ポルミエを創業したのは、フランスにおける果樹園栽培法の生みの親とされるJULIEN LE PAULMIER(ジュリアン・ル・ポルミエ)氏。
彼は1585年さまざまな種類のリンゴの開発とともに、 リンゴをブレンドするという手法を生み出しました。
現在その志を受け継ぎル・ポルミエを運営しているBenoite(ブノイ)氏は元ブーブクリコのプロダクトマネージャー。
ル・ポルミエのサイトではチームの紹介として飼っている犬や金魚を紹介するなど、ユーモアもたっぷり。
ちなみに本人のプロフィールよるとネイビーのプルオーバーと無糖のコーヒーが大好きだといいます。
ジュリアン氏の考えを今日まで受け継ぎながら、リンゴの品種選定から、醸造、商品デザインまで全ての過程においてこだわりと愛情を持って造っています。
オーツカ
このシードルも創業者に恥じぬ上品な仕上がりで、べたつきの少ないフレッシュな味わいです。
リンゴの酸味と凝縮した蜜の甘みがバニラでうまくまとまっているように思えます。
料理ならクリーム系。カルボナーラとか良いのではないでしょうか。
\価格をチェック!/