オーツカ
イタリアの北部エミリア・ロマーニャでつくられる「ドネリ」からロッソの紹介です。
中世の都市、豊かな美食文化、海辺のリゾートで知られるロマーニャ。
エミリア地方ではランブルスコ種から造られる微発泡性の赤ワインが主流です。
今回はドネリ グレープスパークリングジュース ロッソを飲みつつその味わいをレビューしていきたいと思います。
コンテンツ
ドネリ グレープスパークリングジュース ロッソの分類と栄養成分
分類とアルコール度数
ドネリの「グレープスパークリングジュース」は、その名前からもわかる通りブドウジュースに分類されています。
100％天然のぶどうジュースのため、完全なアルコールフリーです。
高級な赤ワインスパークリングジュースです。
原材料
白スパークリングのビアンコ、赤スパークリングのロッソともに原材料は以下の通りです。
ぶどう、酸味料
オーツカ
糖分、保存料、着色料、水を含まない純粋なぶどうジュースです。
自然で上質な味わいが楽しめます。
ミネラルも豊富で、大人と子供両方が楽しめる仕様になっています。
ドネリ グレープスパークリングジュース ロッソのお味は？
続いてドネリ グレープ スパークリングジュース ロッソの味わいをレビューしていきます。
オーツカ
果実味がありマスカットベイリーAの様なフラネオール系の香りも。
味わいは柔らかい口当たりから紅芋の様な甘み。
糖度は高いが上品な甘さなのでくどくはない。
エレガントで上質なノンアル赤スパークリング。
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ドネリはランブルスコからはじまったワイナリー
ドネリはイタリアのエミリア・ロマーニャの地酒とも呼べる赤い発泡性ワイン「ランブルスコ」を数多く作っています。
そもそもエミリア・ロマーニャという地方は広大な土地と豊かな水に恵まれた穀倉地帯で、特にエミリア地方はランブルスコに代表される発泡性の赤ワインの生産が大半を占めていました。
ドネリは1915年に創業。
家族経営のワイナリーで「自家消費用のワインを市場にも提供したい」と決断したのがはじまりでした。
ワイン需要は高まっていましたが、やっぱり自信あったんでしょうね。
1世紀近く、今や彼の情熱が込められたランブルスコは、爽やかなスパークリングワインとして世界中で愛されています。
なお、国際的な食品保全・衛生規格のNSF認証や、品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001の取得も行っており、イタリア国内だけでなくグローバルに商品を展開しています。
ランブルスコの魅力
エミリア地方というのは平地がほとんどを占め、あまり高品質なブドウ栽培には向いていません。
なので量産できるランブルスコ種から製造される微発泡性の赤ワインが主流となりました。
エミリア地方の食事はこってりとした脂肪分高めの料理が特徴ですが、ランブルスコ種はタンニンが少ない品種なため、そのままスティルワインにするとボディが弱く、料理とは合いません。
なので微発泡性のワインに仕上げることで、程よい泡が口の中の油を切り、料理と共に楽しめるスパークリングワインとして定着していきました。
ランブルスコの魅力はそのバリエーションの豊富さにもあります。
甘口～辛口はもちろん酸やタンニンの強さも様々。
その日の気分に合わせて味わいを選んだり、赤身の魚や肉料理、和食、中華、エスニック、洋食など、ジャンルを問わず合わせることができるのです。
前菜の生ハムやサラミ、そしてパスタ、メインの肉料理、チーズまで、全ての料理に合せることができる、万能なワインなのです。
クリエイティブに富んだボトルはあのフェラーリのデザイナーが担当
エミリア・ロマーニャ州は自動車産業も盛んであり、モデナ県では高級車フェラーリやランボルギーニなどの本社が置かれています。
ドネリの特徴的なボトルはフェラーリのコーチビルダーとして、数々の名車のデザインしてきた「セルジオ・スカリエッティ氏」が生み出したモノ。
スカリエッティ氏は、若い頃からデザイナーとして才能を発揮。
自ら立ち上げたカロッツェリア・スカリエッティがフェラーリとのコラボレーションを開始すると、フェラーリ創業者のエンツォの強い信頼を得ます。
スカリエッティ氏が手がけたフェラーリは、初代『カリフォルニア』、『250テスタロッサ』、『250GTO』、『750モンツァ』など。フェラーリの歴史に燦然と輝く名車ばかり。
2011年に91年の生涯を全うしますが、そのデザインは今も語り継がれています。
まるで芸術品のようなスタイリッシュなボトルは、ドネリの味わいに華を添えます。
オーツカ
イチゴやラズベリー、ブラックベリーなどが好きな方は間違いなく好き。
くどさもあまりないので使い勝手が良いです。
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