オーツカ
「ドライゼロフリー」は、スーパードライで有名なアサヒから発売されている商品。
アサヒのノンアルコールビールテイスト飲料には主力商品である「ドライゼロ」がありますが、成分がよりシンプルになったのがこちらの「ドライゼロフリー」です。
アルコール、カロリー、糖質はもちろん不使用。
加えて、痛風の原因の一つであるプリン体、太る原因となりうる人工甘味料も一切使用していません。
5つのフリーを揃えた、体にもやさしい「ドライゼロフリー」。
「フリー」を選ぶことによる健康的メリットや、ドライゼロとの味の違いなどをご紹介していきます。
コンテンツ
ドライゼロフリーの分類と栄養成分
まずドライゼロフリーの基本栄養成分・原材料などの基本情報についてご紹介していきます。
ビールの分類とアルコール度数
ドライゼロフリーの分類は、「ノンアルコールビールテイスト飲料」。いわゆる「ビールテイスト清涼飲料」です。
含まれるアルコール分は0.00%。
酒税法によると1%以下はお酒には分類されませんが、酒類の広告審査会による自主規制で日本で販売されているノンアルコールと表示されているものは0.00%になっています。
海外ブランドだとこの規制に則っていない商品もあるので微量のアルコールが入っている場合もあります。
ドライゼロは「0.00%」と明記されていると運転前でも安心です。
基本栄養成分
ドライゼロフリーの基本栄養成分は、以下の通りです。
アルコール分(度数):0.00%
エネルギー:0kcal
たんぱく:0g
脂肪:0g
炭水化物:0.4~1.5g
糖質:0g
食物繊維:0.4~1.5g
食塩相当量:0.01~0.05g
プリン体:0mg
(引用:アサヒ公式 ノンアルコール原材料・成分一覧表 https://www.asahibeer.co.jp/products/ing_non-alcohol.html)
ドライゼロフリーはアルコール分がゼロなのはもちろんカロリーと糖質もゼロなため、カロリーや糖質制限している人にも安心です。
また、ドライゼロフリーはプリン体もゼロ。
プリン体の多い食事をしていると体内の尿酸値が上がりやすく、関節などに炎症を起こす「痛風」を招いてしまうこともありえます。
健康に気を使っている方はドライゼロフリーを試すのもいいでしょう。
原材料
ビールの原材料として使用されている麦汁は、既存のノンアルコールビールテイスト飲料でもほとんど使用されています。
しかし、ドライゼロフリーは原料に麦汁を使っていないのが特徴です。
これによって、余分な甘みや雑味を取り除くことが実現しました。
食物繊維(難消化性デキストリン(米国製造)、大豆食物繊維)、ホップ/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(ステビア)
オーツカ
ドライゼロフリーの中で注目したい成分は、「難消化性デキストリン」と「甘味料(ステビア)」。
難消化性デキストリンは、糖の吸収を穏やかにし、食後の血糖値、中性脂肪の値をコントロールする食品としてダイエット業界では昔から有名です。
もう一方のステビアは、人口ではなく天然の甘味料。
どちらもダイエット効果が期待できるもので、体にもやさしいといえる成分です。
賞味期限
ドライゼロフリーの賞味期限は、およそ12か月。
開封をしていなければ急速に劣化が進むことはありません。
あくまで、美味しく飲める期間ということで目安にすると良いかと思います。
また、保存するときにはその「温度」にも気を付けたいところ。
ケースで購入した場合はケースごと保管していると思いますが、飲む前に冷蔵庫に入れたり、一本ずつ購入していたりする場合には冷蔵庫での保管に注意が必要です。
というのも、アルコールが入っていないため、通常のビールのように冷蔵庫に入れてしまうと凍結する可能性が高いのです。
缶の破損につながってしまうため、冷蔵庫の温度は1℃以下に保つようにしましょう。
アサヒ ドライゼロフリーのお味は?
続いてアサヒ ドライゼロフリーの味わいをレビューしていきます。
オーツカ
アサヒの特徴と思われたキレや苦みはあまり感じられず、口に含むとやや水っぽい温州ミカンやミカンゼリーの味わいがある。
フレッシュオレンジとハーブティーのようなフレーバーは女性受けしそうではある。
炭酸が消えるとかなり苦みが立つのでお早めに。
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こだわりは、「5つのフリー」
ドライゼロフリーは、その名前の通り、「フリー」にこだわった商品。
成分や原材料など、フリーになっているものは以下の5つ。
- アルコールなし
- カロリーなし
- 糖質なし
- 人工甘味料なし
- プリン体なし
中でも、カロリーや糖質に加えて、人工甘味料とプリン体も含まれていないことがポイントです。
カロリー制限や糖質制限、ダイエットに励んでいる人はもちろん、健康志向の方にもおすすめしたいノンアルコールビールテイスト飲料です。
「ドライゼロフリー」と「ドライゼロ」の違いは?
「ドライゼロフリー」と「ドライゼロ」は名前も似ていることから違いがわからない・・・という人も少なくないはず。
この二つで共通しているのが、
- アルコールゼロ
- 糖質ゼロ
- カロリーゼロ
以上の3つです。
これに、
- プリン体ゼロ
- 人工甘味料ゼロ
以上の2つが加わったものが「ドライゼロフリー」になっています。
詳細は、ドライゼロの記事をご覧ください。
「難消化性デキストリン」でダイエット効果!?
ドライゼロフリーをダイエットのために飲んでいる人も多いようです。
ドライゼロフリーは、カロリー・糖質がゼロ。ダイエットや減量などウェイトコントロールをしている人に適しています。
しかしコイツの強みはなんといっても、「難消化性デキストリン」です!
難消化性デキストリンとは、人の消化酵素によって消化されない、難消化性のでんぷん分解物(食物繊維)の一種で整腸効果が期待できます。
最大のストロングポイントは糖・脂肪の吸収を抑えてくれるところ。
そんな、ダイエットに嬉しい「難消化性デキストリン」について、もう少し詳しく解説しましょう。
糖・脂肪の吸収を緩やかに
難消化性デキストリンのダイエット効果「糖や脂肪の吸収を抑える」とはどういうことなのか。
食事から炭水化物(糖質)を摂ると、体内で速やかにブドウ糖に分解されます。
そして、体にブドウ糖が吸収されることにより、食後血糖値が急速に上昇するのです。これがいわゆる血糖値スパイク!
血糖値が上がると、体は「血糖値を下げなければいけない!」とインスリンというホルモンを分泌します。
インスリンは、全身にブドウ糖を送りエネルギーとして消費させ血糖値を下げようとするホルモンなのですが、エネルギーとして使いきれずブドウ糖が余ってしまうと、今度はインスリンによって脂肪として取り込まれてしまうのです。
これが太るメカニズム。
しかし、食事と同時に難消化性デキストリンを摂ることによって、ブドウ糖の吸収の速さをゆるやかにしてくれます。
血糖値が一気に上がることを防ぎ、食後の内臓脂肪の吸収も抑制して、脂肪の蓄積を防ぐという効果もあります。
つまりドライゼロフリーを飲みながら一緒にご飯を食べる場合や、おつまみをつまむ場合にはとくに効果が期待できるというわけです。
天然甘味料は太らない?人工甘味料が太る原因
ドライゼロフリーがダイエットに向いているといわれているのは、難消化性デキストリンだけではありません。
天然甘味料が含まれていることも、その理由の一つでしょう。
前述の難消化性デキストリンでも解説しましたが、食事による血糖値の急激な上下はインスリン分泌を促し、脂肪を溜め込みやすい状態をつくります。
なんとこれは、人工甘味料が原因でも起こり得るのです、、。
では人工甘味料と天然甘味料の違いとはなんなのでしょうか?
強い甘味に慣れてしまう
人口甘味料の甘さは砂糖のおよそ二百倍。
そのため量を気にせず摂取してしまうと、味を感じる器官である「味蕾」が強い甘味に慣れてしまって、通常の甘さでは満足できなくなってしまうのです。
そうすると積極的に甘いものを摂ってしまうようになり、太ることにつながってしまいます。
また、「味蕾」のように味を感知する器官は舌だけでなく胃や腸、すい臓にもあるのだとか。
とくに胃で甘味を感知すると、「グレリン」というホルモンが分泌されるのですが、この「グレリン」は食欲や脂肪を増やしてしまうため、これまた太る原因となってしまいます。
満腹感が麻痺してしまう
食事をしたときに「お腹がいっぱいになった」と感じるのには、レプチンというホルモンが分泌されているから。
人工甘味料を摂ることで、このレプチンというホルモンが過剰に分泌されます。
「レプチンで満腹感を感じるから食べられなくなって、太らないんじゃない?」と思うでしょうが、レプチンが過剰に分泌されてしまうと満腹感を感じる力が鈍ってしまうのです。
そのため、「食べてもなんだか物足りない」と感じてしまう体になり、長期的に食べすぎの原因となるようですね。
人工甘味料ではなく天然甘味料を使用しているドライゼロフリーはダイエット効果は高いと言えそうです。
授乳中でも大丈夫?
授乳中は、何かと食べるものや飲むものに気を使いますね。
とくにアルコールは摂れないのでノンアルビールなどを飲む方も多い方と思います。
「ノンアルコールといえど、少しはアルコールが入っているんじゃないか」と気になる人もいるようですが、ドライゼロフリーに含まれるアルコール分は0.00%。
0.00%以下という量がどのくらいかというと、果汁に含まれるアルコール量程度です。
つまりフルーツ食べるのと同じくらい。
これであれば、授乳中でも気にせずに飲めるかと思います。
人工甘味料も使っていないので、胎児への影響はより安全かと思います。
オーツカ
そこまで嫌味のない甘さなので、個人的にはドライゼロよりも食事に合わせやすいと思います。
難消化デキストリン入りなので、食後の血糖値対策にも。便通も良くなりますよ。
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ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!
ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!
味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!
僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。
いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。