オーツカ
アサヒは「ドライゼロ」をはじめとしたノンアルコールビールテイスト飲料をいままでで4種類発売しています。
その中でも、一番ダイエットや健康志向でブランディングしているのが「ヘルシースタイル」です。
ヘルシースタイルはアサヒのノンアルコールビールテイスト飲料の中で、唯一の「トクホ(特定保健用食品)」。
カロリーゼロ・糖質ゼロ、それに加え食後の血中中性脂肪を抑える役割がある難消化性デキストリンが含まれています。
でもそれってドライゼロフリーも同じじゃん、、、、。
今回は、そんな疑問の残るヘルシースタイルの味のレビューとともに、特徴やダイエット効果についてご紹介していきます。
これまでの経験から、おいしいノンアルコールビールをまとめてみました!
コンテンツ
ヘルシースタイルの分類と栄養成分
まずは、アサヒ「ヘルシースタイル」の原材料や基本栄養成分など、基本の情報をご紹介していきます。
ビールの分類とアルコール度数
アサヒのヘルシースタイルは、「ノンアルコールビールテイスト飲料」「ビールテイスト清涼飲料」となっています。
含まれているアルコール分はもちろん0.00%。
そのため、車に乗る必要があるときも、禁酒中の場合でも安心して飲むことができます。
アルコールは0.00%で清涼飲料とはなっているものの、20歳以上の飲用を想定してつくられているということで、購入の際には年齢確認が必要になります。
未成年はダメですよ。
基本栄養成分
ヘルシースタイルの基本栄養成分(100mlあたり)は、以下の通り。
アルコール:0.00%
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:5.6g
糖質:0g
食物繊維:5.6g
食塩相当量:0.01g~0.1g
オーツカ
カロリーゼロ・糖質ゼロ。
近年のニーズに合わせた内容で、ダイエット中や食事制限中の人にもおすすめできる1本です。
カロリーなどで0が並ぶ中、炭水化物が5.6gあるやん!、、、と思いますが、この炭水化物は糖質ではなく、食物繊維の量。食物繊維5.6g中の5gは難消化性デキストリンなので問題はないでしょう。
しかしプリン体の表記はありませんでした。
成分一覧表を見る限り、少しプリン体が入っているようなことも書いてあります。
トクホを取得していること以外、ドライゼロフリーのほうがヘルシーに思えます。
原材料
ヘルシースタイルの原材料は、以下の通りです。
食物繊維(難消化性デキストリン)、大豆ペプチド、ホップ/炭酸、香料、安定剤(大豆多糖類)、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)甘味料(アセスルファムK)
他のメーカーのノンアルコールビールテイスト飲料のほとんどは、ビールと同じ原料である麦汁を使用していました。
しかしヘルシースタイルは、ドライゼロをはじめとしたアサヒのノンアルコールビールテイスト飲料と同様に麦汁を使用していません。
これによって、余分な甘みや雑味を取り除くことが実現したのだとか。
オーツカ
ドライゼロフリーは天然甘味料のステビアでしたが、ヘルシースタイルには人工甘味料のアセスルファムKが入っています。
天然甘味料だとトクホはとれないのかな?
ますますドライゼロフリーが魅力的に見える(笑)
ヘルシースタイルのお味は?
続いてアサヒヘルシースタイルの味わいをレビューしていきます。
オーツカ
トップノートにアサヒらしい苦みはあるが、中盤に紙っぽさアリ。フィニッシュはぺったりとしたべっこう飴。
食中には向かない味で、せっかくの難消化デキストリン効果が台無しなイメージ。
絶対絶対ドライゼロフリーのほうがいい。
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ヘルシースタイルは、トクホ(特定保健用食品)
ヘルシースタイルは、アサヒのノンアルコールビールテイスト飲料の中で唯一のトクホ(特定保健用商品)を取得しています。
トクホ(特定保健用食品)は、有効性、安全性などの科学的根拠を示して、国の審査のもとに消費者庁の許可を受けた食品のことを指します。
トクホを取得するのはめちゃめちゃ大変なんで、かなり成分を厳選しているだろうし、時間もお金もかけたんだろうな~とは思います。
ちなみに、ヘルシースタイルがトクホ(特定保健用食品)として認められている効果は、「食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする」というもの。
この効果は、ヘルシースタイルに含まれている、難消化性デキストリンによるものです。
トクホとして認められているということは、その効果は確かなものといえるでしょう。
脂肪が気になる方や、少しでも健康に良いものを選びたい人はヘルシースタイルを選ぶのも選択肢の一つかと思います。
キリン「パーフェクトフリー」との違いは?
ヘルシースタイルを調べていると、「パーフェクトフリー」と比べられていることが多く見受けられます。
「パーフェクトフリー」は、キリンから発売されているノンアルコールビールテイスト飲料の一つなのですが、どうやらヘルシースタイルとの特徴が似ているようです。
ヘルシースタイルは、パーフェクトフリーと同じく、カロリーゼロ・糖質ゼロ。
加えて、難消化性デキストリンが含まれているということも共通しています。
特徴成分の同じ二つを分けるものとしては、トクホ(特定保健用食品)かどうか、というところですね。
ヘルシースタイルは、先ほどご紹介した通りトクホ(特定保健用食品)とされていますが、パーフェクトフリーは機能性表示食品とされています。
トクホと機能性表示食品の違いは簡単にいうと国の承認があるかどうか、事業者の情報公開が義務になっているかどうか、というところです。
トクホ(特定保健用食品)の方だと安心感がありますが、難消化性デキストリンの効果自体には変わりはないので、こだわりがない場合は味の好みで選ぶといいかと思います。
オーツカ
でも比べるべきはキリンじゃなくて、同じアサヒのドライゼロフリーじゃないのかなぁ。
ドライゼロフリーにも難消化デキストリン入ってるよね。
ヘルシースタイルのダイエットへ効果は?
巷でヘルシースタイルがダイエットに向いているといわれるのは、難消化性デキストリンの効果によるものでしょう。
食事で脂肪を摂取すると、小腸で吸収されて血液内に入る仕組みとなっています。
血液に入った脂肪は、体内に吸収されることになるもの。
しかし、難消化性デキストリンを摂取することで、摂取した脂肪を体の外に運ぶサポートをしてくれます。
そうすることで、血液に脂肪が吸収されることを抑えてくれるようになっています。
血中中性脂肪を減らしたいなら、食事と一緒にヘルシースタイルを飲むことでその効果が期待できることでしょう。
難消化デキストリンについてはドライゼロフリーのページでも書いています。
オーツカ
アサヒヘルシースタイルは「食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにするビールテイスト清涼飲料」として初めて消費者庁長官に許可された特定保健用食品です。
トクホは製造販売の事前に承認が必要だったり、「ランダム化比較試験(RCT)」という多額な費用のかかる臨床実験をしたりしなければいけないので、かなりお金をかけてこれを取得したのではないでしょうか。
トクホのブランディング効果は健康志向マーケットには確かに強力です。
でも中身と味を見る限り、ドライゼロフリーのほうが効果も高くて、味もいいような気がします。
すいません、アサヒさん。
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ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!
ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!
味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!
僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。
いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。
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