キリンパーフェクトフリーの味や効果/成分・原材料・プリン体/妊娠中に飲んでも大丈夫?

キリンパーフェクトフリーの味や効果/成分・原材料・プリン体/妊娠中に飲んでも大丈夫?

オーツカ

キリンから発売されている機能性表示食品ノンアルコールビール「パーフェクトフリー」。

トクホまたは機能性表示食品のノンアルコールビールテイスト飲料の中でNo.1の売り上げを誇ります。

難消化デキストリンを配合しており「脂肪の吸収を抑える」「糖の吸収をおだやかにする」効果の期待できるダイエット中の方にも魅力的な1本

今回はパーフェクトフリーをちびちび飲みつつ、味わいや成分の効果がどのようなものなのかを書いていきたいと思います。

同じくキリンから発売されている機能性表示食品の「カラダFREE(フリー)」との違いなんかも見ていきましょう。

これまでの経験から、おいしいノンアルコールビールをまとめてみました!

キリンパーフェクトフリーの分類と栄養成分

うまそうなキリン パーフェクトフリー

キリンのパーフェクトフリーは現時点350ml缶のみの取り扱いで、他の容量や瓶での展開はありません。

ビールの分類とアルコール度数

含まれるアルコールは0.00%。

清涼飲料に分類されるため、アルコールが飲めないときに活躍してくれます。

まずは、パーフェクトフリーの基本情報について見ていきましょう。

基本栄養成分

パーフェクトフリーの基本栄養成分は、以下の通りです。

エネルギー:0kcal
たんぱく質:0~0.7g
脂質:0g
炭水化物:5.6g
糖質:0g
食物繊維:5.6g
食塩相当量:0~0.1g
ナトリウム:0~10mg
プリン体:0mg

オーツカ

カロリーゼロ・糖質ゼロ・プリン体ゼロということで、流行りのゼロゼロ系です。

炭水化物が一見多いため気になる人もいるかもしれませんが、全て食物繊維(難消化デキストリン)なので心配はなさそうです。

原材料

パーフェクトフリーの原材料は、以下の通りです。

難消化性デキストリン(食物繊維)(韓国製造)、大豆たんぱく、ぶどう糖果糖液糖、ホップ、米発酵エキス/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)

オーツカ

パーフェクトフリーの特徴は、なんといっても難消化性デキストリン

パーフェクトフリーが機能性表示食品となっているのは、この難消化性デキストリンによる効果です。

効果については、後程ご紹介していきます。

キリンパーフェクトフリーのお味は?

続いてキリンパーフェクトフリーの味わいをレビューしていきます。

キリンパーフェクトフリーの味や評価評判

パーフェクトフリーの味わい
香り
(3.0)
苦み
(1.0)
酸味
(2.0)
甘み
(2.0)
キレ
(4.0)
コク(ボディ)
(3.0)

オーツカ

香りは赤リンゴの彷彿とさせる。

嫌味の無い麦芽っぽさと中間から盛り上がる甘酸っぱさが特徴的。その後ゆっくりとビターに。

フルーティーでキレよし。

難消化デキストリン入りで食中に飲むのに適しており味わいも悪くない。

零ICHIほどの旨味は感じないが、カラダFREEよりはビールっぽさ、飲みごたえがある。

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パーフェクトフリーのダイエット効果

飲んだら痩せるというダイエット効果がありそうなキリンパーフェクトフリー

パーフェクトフリーの外観ラベルにはでかでかと「脂肪の吸収を抑える、糖の吸収をおだやかにする」と明記されているので、ダイエット効果があるのかどうか気になっている人も多いかと思います。

ここからは、パーフェクトフリーで痩せることができるのか、その効果について紹介していきましょう。

カロリーゼロ・糖質ゼロ・プリン体ゼロ

パーフェクトフリーに限りませんが、昨今のノンアルビールは本当にオールゼロ系が多いですね。

パーフェクトフリーもカロリー・糖質に加え、プリン体も含まれていません。

「脂肪や糖が気になるけどビールは飲みたい」という時はトクホ、または機能性表示食品のノンアルビールと置き換えることをおすすめします。

ノンアルビール全般に言えますが、糖やアルコール入りのものを飲むよりは遥かにダイエット効果に優れています。

「難消化性デキストリン」の効果で機能性表示食品に

パーフェクトフリーが痩せるとウワサされる理由は、機能性表示食品として販売されているから。

機能性表示食品とは・・・
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前 に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたもの です。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたもの ではありません。
(引用:消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_with_function_claims/)

その機能性は科学的根拠に基づいたものであるため、信用性も高いです。

パーフェクトフリーが機能性表示食品として示している効果は、難消化デキストリンによるもの。

「脂肪の吸収を抑える」ことと、「糖の吸収をおだやかにする」が特徴で、ダイエット中の方や、減量期の方、体型の維持をしっかりしたい人には特におすすめです。

「脂肪の吸収を抑える」効果とは?

難消化性デキストリンの一つ目の効果「脂肪の吸収を抑える」について。

食事から脂肪を摂取すると、小腸内で脂肪が放出され吸収されますが、難消化性デキストリンを一緒に摂ることで、脂肪の放出を防ぎ、体外に脂肪を運ぶことをサポートしてくれます。

そのため、体に脂肪が吸収されることを防ぐことができるんですね。

「糖の吸収をおだやかにする」

難消化性デキストリンの二つ目の効果は、「糖の吸収をおだやかにする」というもの。

食事で摂った糖は、すばやく体に吸収されます。
この時、血糖値も急上昇するのです。

血糖値が急激に上がると、体は血糖値を下げなければと“インスリン”というホルモンを膵臓から分泌します。
インスリンは、糖をグリコーゲンに変え、筋肉や肝臓に貯めていく作用があります。

この時消費しきれなかったブドウ糖は中性脂肪として脂肪細胞の中へ取り込まれるというわけです。

しかし食事の際、難消化性デキストリンを一緒に摂取することで、糖質の吸収が緩やかになります。そのため、血糖値の上昇が緩やかになるんです。

そもそもの血糖値の上昇を緩やかにすることで、インスリンの分泌をさせずに糖質の吸収を抑えているというわけです。

「パーフェクトフリー」と「カラダFREE(フリー)」の違いは?

キリンパーフェクトフリーとキリンカラダFREE(フリー)の違い

キリンで発売されているノンアルコールビールテイスト飲料の中に、「カラダFREE(フリー)」という商品があります。

「パーフェクトフリー」と同じくキリンの商品で、どちらも機能性表示食品であることから、その違いがわからないという声も少なくありません。

 

「パーフェクトフリー」と「カラダフリー」の違いは、機能性表示食品として示している効果の内容です。

「パーフェクトフリー」は、「難消化性デキストリン」で“脂肪の吸収を抑える”、“糖の吸収をおだやかにする”。

「カラダフリー」は「熟成ホップエキス」で“脂肪を減らす”。

一見似ているようですが、「パーフェクトフリー」はこれからつく脂肪や、一緒に食べた脂肪に働きかけ効果を発揮するもの。

「カラダフリー」は、既に体についている脂肪に働きかけるものといえます。

基本的な成分についての違いはありませんので、自分の体への目的に合ったものを選ぶとよいでしょう。

味わいの違いも気になると思いますので「カラダフリー」のレビューも確認してみてください。

授乳中でも大丈夫?

ノンアルビールは「ノンアルコール」とついているものの本当にアルコールが入っていないか心配になる人もいるかと思います。

とくに妊娠中や授乳中だと、自分の食べるものにも気を使うこともあるでしょう。

パーフェクトフリーのアルコール分は0.00%なので問題ありません。

アルコール0.00%というと果物の果汁にも含まれているといわれるほどの微量なものになりますので、「0.00%」と表記されているものなら安心して飲むことができます。

現在日本で販売されているノンアルコールビールテイスト飲料は、ほぼ全てがアルコール分0.00%のものになっているので、気にすることはあまりなさそうです。

人工甘味料が気になるのであれば、同じくキリンの中では「零ICHI」が人工甘味料不使用となっています。

「零ICHI」の味わいのレビューについてはこちらをご覧ください。

オーツカ

ダイエットやお通じをよくするためにノンアルビールを使いたいとか、罪悪感なくご飯を食べたいという方には難消化デキストリン入りはおすすめです。

難消化デキストリン入りで食事に合わせやすいといえばアサヒのドライゼロもいいすね。

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少しでもおいしく飲むために!

ノンアルコールビールにおすすめのグラス

ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!

ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!

味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!

僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。

いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。

ノンアルビールを飲む時は「ヴァイツェングラス」や「ラガーグラス」もおすすめです。

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