キリン カラダFREE(フリー)の味や成分/痩せる効果は?

キリン カラダFREE(フリー)の味や成分/痩せる効果は?

オーツカ

キリンの「カラダFREE(フリー)」はお腹周りの脂肪を減らす効果があるということで女性人気の高いノンアルコールのビールテイスト飲料。

最近ではトクホや機能性表示食品のノンアルコールビールテイスト飲料が発売されていますが、こちらもそのうちの一つ。

「飲むと痩せる」なんて言われているようですね。ほんまかいな。

味重視の僕としてはあんまりこういった方向性は好まないのですが、今回はカラダFREEの味レビューをしつつ、痩せる効果の裏付けについても書いていこうと思います。

これまでの経験から、おいしいノンアルコールビールをまとめてみました!

カラダFREEの分類と栄養成分

まず、カラダFREEの成分や原材料など基本的な情報をご紹介していきます。

キリンから発売されているノンアルコールビールテイスト飲料で、含まれているアルコール分は0.00%。清涼飲料水に分類されます。

運転を控えているときや、妊娠中、授乳中でも安心して飲むことができます。

カラダFREEの容量は、現在350ml缶のみで発売されています。

2019年10月15日の発売なので、人気が高まれば500mlなども展開していくかもしれません。

基本栄養成分

カラダFREEの基本栄養成分は、以下の通りです。

(1本350mlあたり)
エネルギー:0kcal
たんぱく:0.4g
脂質:0g
炭水化物7.7g
糖質:0.7〜2.5g(糖類0g)
食物繊維:5.8g
食塩相当量:0~0.1g
プリン体:0

機能性関与成分:熟成ホップ由来苦味酸35mg

オーツカ

カロリー・糖質・プリン体ゼロ。昨今人気のゼロゼロ系です。

一見炭水化物が多いのですが、そのほとんどは食物繊維なので心配はないでしょう。

カロリー制限や糖質制限、ダイエットをしている人にもおすすめできる1本です。

原材料

カラダFREEの原材料は、以下の通りです。

難消化性デキストリン(食物繊維)(韓国製造)、熟成ホップエキス、ぶどう糖果糖液糖、大豆たんぱく、米発酵エキス/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)、苦味料

オーツカ

カラダFREEの原材料で注目したいのは、「熟成ホップエキス」。

この熟成ホップエキスは、キリン独自の開発により完成したもので、「体脂肪を減らす」効果が期待できるそうです。

熟成ホップエキスの効果については、のちほど調査していきましょう。

キリン カラダFREEのお味は?

続いてキリン カラダFREEの味わいをレビューしていきます。

キリンカラダFREE(フリー)の味と評価評判

キリン カラダFREEの味わい
香り
(2.0)
苦み
(2.0)
酸味
(3.0)
甘み
(1.0)
キレ
(3.0)
コク(ボディ)
(3.0)

オーツカ

香りは薄く、油分のないバター、穀物入りクッキーのようなアロマがある。

最初にやや酸が立つが、時間経過で消失。キリン特有のリンゴっぽさがあるといえばある。

可もなく不可もなしな味わいといえるが、目的がダイエットや痩せるためであれば及第点といったところ。

しっかり冷やして飲みましょう。

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カラダFREEの特徴

うまそうなカラダFREE(フリー)

カラダFREEの特徴は、

  • 気になる3つの成分とアルコールがフリー
  • 機能性表示食品

の2点。ここからはこの解説をしていきます。

4つのフリー

カラダFREEでは、カロリー・糖類・プリン体、の3つの成分が含まれていません。

カラダFREEという名前の通り、できるだけ摂取を控えたいと思う3つの成分とアルコールがフリーになっています。

そのため運転を控えているときや妊娠中などのアルコールの摂取ができないときだけでなく、普段飲んでいるビールによる体脂肪が気になる方が休肝日を兼ねて置き換えをするのにもおすすめです。

サントリーからだを想うオールフリーなどもこれですね。

機能性表示食品

機能性表示食品として発売されている、カラダFREE。

機能性表示食品とは、このようなものを指しています。

事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前 に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたもの です。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたもの ではありません。
(引用:消費者庁)

機能性表示食品として示している効果は「脂肪を減らす」ということ。

国による審査はありませんが、その効果は科学的根拠に基づいたものなので期待ができるかと思います。

カラダFREEで痩せる?その効果とは

カラダFREEで痩せるという根拠は?

カラダFREEは「飲むと痩せる」なんて言われているようですが、これにはカラダFREEにある2つの特徴が関係しています。

ひとつは含まれる食物繊維が「難消化性デキストリン」であること。もうひとつは「熟成ホップエキス」が含まれていること。

これらによる効果をご紹介していきます。

脂肪の吸収を抑える

効果があるものの一つは、「難消化性デキストリン」。

ダイエット効果があると言われて久しいですね。

難消化性デキストリンは、食物繊維の一種で「血中中性脂肪を抑える」「脂肪の吸収を抑えてくれる」とされています。

食事で脂肪を摂ると、脂肪は小腸から吸収されて血液中へと取り込まれます。

吸収された脂肪は、血液の流れに乗り体の中に運ばれていきます。

一方、食事と一緒に難消化性デキストリンを摂ると脂肪を体の外に排出するサポートをしてくれます。

すると小腸で吸収される脂肪も減るため、血液中に脂肪が取り込まれて体中に運ばれてしまうことが防げるようになるのです。

 

また食事で糖を摂ると、血糖値が一気に上がります。

この血糖値を下げようと分泌されるのが「インスリン」。

「脂肪合成ホルモン」とも呼ばれているホルモンです。

インスリンは血糖値を下げるために、糖質を筋肉や肝臓に貯蔵します。

この溜め込む動作が問題で、必要以上の糖は脂肪として蓄積されてしまうんですね。

しかし、糖質と一緒に難消化性デキストリンを摂ることで、血糖値の上昇を抑えられるという効果が期待できます。

分泌されるインスリンの量が抑えられることで、脂肪の蓄積を防げるというわけです。

体脂肪を減らす

もう一つ効果があるものは、「熟成ホップエキス」。

体脂肪を減らす役割を担ってくれます。

「熟成ホップエキス」はキリン独自に開発されたもので、カラダFREEの特徴となっています。

ホップはビールに使われている原料で、ノンアルコールビールテイスト飲料でもその味を再現するためによく使われるもの。

ホップの苦味成分にα酸というのがあり、これはビールの醸造による過程でイソα酸に変化するのですが、様々な効果があるものの苦味が強く実用化されていませんでした。

しかし熟成という過程を経ることで、ホップの苦味をまろやかにすることに成功。

体脂肪の減らす効果が実現できたのだとか。

 

ではなぜ「熟成ホップエキス」が体脂肪を減らすのか?

人の脂肪組織には白色脂肪組織と褐色脂肪組織の二つが存在しており、褐色脂肪組織は活性化されることによって脂肪を燃焼します。

この褐色脂肪組織を活性化させるのが「熟成ホップエキス」だというのです。

熟成ホップエキスを摂ることで褐色脂肪組織が活性化し、脂肪が燃焼された結果、脂肪が減ることが期待できるというわけです。

カラダFREEを飲むタイミングは?

基本的には時間やタイミングを気にせずいつでも飲んでよいのですが、ダイエット効果を期待するなら、飲むタイミングが重要です。

難消化デキストリンは食後30分以内の摂ることが原則なので、カラダFREEのベストなタイミングは食事中です。

食事と一緒に飲むことで、その効果がより期待できると言えます。

カラダFREEはノンアルコールのため、運転を控えているときや、妊娠中、禁酒中や休肝日に飲む方も多いです。

なるべく食中に摂るようにしてみてください。

オーツカ

料理の味を邪魔しないので、まさにダイエットノンアルビールと言ったところ。

ただし、単体で見るとちょっと味気ないかな。

せめてグラスとかにはこだわりたいところ。

ちなみに難消化デキストリンは摂りすぎるとお腹が緩くなるのでほどほどに。

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少しでもおいしく飲むために!

ノンアルコールビールにおすすめのグラス

ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!

ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!

味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!

僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。

いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。

ノンアルビールを飲む時は「ヴァイツェングラス」や「ラガーグラス」もおすすめです。

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