オーツカ
キリンを代表するノンアルビール。それが今回レビューする「零ICHI(ゼロイチ)」。
限りなくビールに近いテイストを目指したこの1本は、「麒麟の傑作」と謳われています。
キリンの一番搾り製法を採用しており、一番搾りファンのみならず多くのビールファンから「国内ノンアルビール最強」と称えられています。
「零ICHI(ゼロイチ)」を実際に飲みながら、こだわりや美味しさのポイントも一緒にご紹介していけたらなと思います。
これまでの経験から、おいしいノンアルコールビールをまとめてみました!
コンテンツ
キリン 零ICHI(ゼロイチ)の分類と栄養成分
「零ICHI(ゼロイチ)」は、キリンから発売されているノンアルコールビールテイストの中の主力製品で「麒麟の傑作」を謳っています。
一番搾りのノンアルコール版ともいえる本作。
どんな成分なのか見ていきましょう。
ビールの分類とアルコール度数
零ICHI(ゼロイチ)に含まれるアルコール分は0.00%。
清涼飲料水に分類されるため、休肝日はもちろん、運転する予定のドライバーの方や妊娠中・授乳中の方などアルコールを摂取できない人にも安心です。
基本栄養成分
零ICHI(ゼロイチ)の基本栄養成分は、以下の通りです。
(100mlあたり)
エネルギー:9kcal
たんぱく質:0.1g
脂質:0g
炭水化物:2.2g
糖質:2.0g
食物繊維:0~0.3g
食塩相当量:0~0.02g
プリン体:0~2.3mg
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年々増加する「フリー」の商品。
キリン零ICHI(ゼロイチ)もご多分に漏れず、ゼロなのかと思いきや、なんだか色々含まれています。
その名前からカロリーや糖質がゼロなのかと思ったのですが、バランスよく色々入っていました。
旨味を優先した結果だと思います。
他社は健康志向に振りすぎなのでこういう製品は好感度上がります。
原材料
零ICHI(ゼロイチ)の原材料は以下の通りです。
麦芽(外国製造)、水あめ、食物繊維、米発酵エキス、ホップ/炭酸、香料、酸味料、調味料(アミノ酸)、乳化剤
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麦芽やポップなどといったビールと同じ原料を使用することで、ノンアルコールながらもビールに近い味を目指しているのだとか。
人工調味料・甘味料は不使用で仕上げています。
キリン 零ICHI(ゼロイチ)のお味は?
続いてキリン 零ICHI(ゼロイチ)の味わいをレビューしていきます。
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パインアメやパイナップルのような香りとフルーティな味わい。
後半にはナッツとカカオ、チョコレートの余韻。
ノンアルビールにしては厚みあるボディでバランスが非常に良い。
他社のフリー系は健康志向に振りすぎな気がします。
国産では最も好みです。
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容量展開と瓶・缶の違い
零ICHI(ゼロイチ)は、250ml・350ml・500ml・334ml小瓶と豊富な容量展開をしています。
そのときの気分やシチュエーションによって選べるのはポイントが高いです。
零ICHI(ゼロイチ)は缶と瓶の両方を発売しているのですが、「缶と瓶、どっちで飲むほうがおいしいの?」という疑問をよく耳にします。
まず缶に関してですが「缶で飲むと鉄の味がする」と感じる人もいるようです。
しかし、実際に缶の成分がビールに移るということはなく、缶に直接口を付けることで、その匂いや口にあたる感覚からそう感じるのだとか。
そのため、しっかりとグラスに注ぐことをおすすめします。
グラスはめちゃめちゃ大事です。味わいが何倍も変わります。
おすすめしているのは以下のグラス。
どんなビールを飲む時にでもおすすめします。
ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!
ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!
味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!
僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。
いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。
続いて瓶について。
瓶は口が狭いためにボトルを傾けた際にドリンクに勢いがつき、炭酸をしっかり感じやすいのだとか。
そして缶よりも口が細いため比較的炭酸が抜けにくいとされています。
缶と瓶で中身に差はないのですが、多少ながらも違う点としては「炭酸の強さ」と言えそうです。
大きな差ではないですが、炭酸にこだわりがある人は実際に二つを比べてみるのもいいですね。
キリン零ICHI(ゼロイチ)のおいしさへのこだわり
ビールと同じ一番搾り製法
零ICHI(ゼロイチ)は、キリンの一番搾りと同じ「一番搾り製法」を採用しています。
一番搾り製法とは、その製造の過程で原料である麦から最初に出てくる一番搾り麦汁だけを使うという製法のこと。
副原料を使わず麦芽だけを使用しており、その量は通常のビールの1.5倍です。
キリンの通常のビールでは一番搾り麦汁と二番絞り麦汁を合わせて製造しており、一番搾り麦汁のみを使用しているのは「一番搾り」だけなんだとか。
雑味を限りなく取り除いた、上品で口当たりのいい味わいに仕上がるのが特徴です。
雑味がないもう一つの理由は、「低温麦汁ろ過技術」。
100名の技術員で1000回を超える試験醸造をしたその技術は、雑味や苦味に近い成分を取り除き、酸味や甘さも抑制したバランスのいい味わいをつくっています。
零ICHI(ゼロイチ)は他のビールと比べるとクリアでナチュラルな風味だなと感じたのはこれが要因なのかもしれません。
人工調味料・甘味料は不使用
零ICHI(ゼロイチ)は人工調味料・甘味料を使用していません。
体にもいいことはもちろん、人工甘味料ならではのぺたっとした甘いフレーバーが苦手な人も楽しむことができます。
麦芽とポップのおいしさがしっかりと際立つ仕上がりです!
零ICHI(ゼロイチ)リニューアル!うまくなったのか?まずくなったのか?
零ICHI(ゼロイチ)では、2019年3月12日からリニューアル版の発売をしています。
近年は健康志向が高まっていることから、アルコールの代わりに、とノンアルコールビールテイスト飲料の需要も伸びています。
しかしキリンの調査によると、ノンアルコールビールテイスト飲料の「味わいの満足度」は低くなっているのだとか。
ノンアルコールビールテイスト飲料は独特の風味があり、ビールと同じ味わいというには不十分なものもあるのが現状です。
そこで零ICHI(ゼロイチ)がその満足度を上げるために行ったのは、「原材料の見直し」。
一からその比率を見直して、「飲みやすさ」と「後味のすっきりさ」を高めたリニューアルになったそうです。
このリニューアルには世間の評価評判も上々。
SNS上にもおいしいという口コミが散見されています。
オーツカ
ふーむ。数々のノンアルビールを飲み比べましたが、現時点での国産品では飲みごたえは断トツじゃないでしょうか。
コク、甘み、苦み、酸味、そして上品さと流石の一言です。
海外製品だとまたおすすめは変わってくるのですが、キリンファン以外にも一度飲んでおくべきノンアルビール筆頭です。
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ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!
ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!
味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!
僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。
いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。
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