ビッラモレッティ ゼロの味や評判/ノンアルコールビール

オーツカ

イタリアのビール醸造所であるビッラ・モレッティは、アメリカ・イギリス・カナダなどをはじめとした世界40ヵ国にビールを輸出している人気ブランド

2006年のワールド・ビール・カップにて、イタリアメーカー初の金メダルと銀メダルの両方を獲得する人気っぷりで、現在はメジャービールメーカーであるハイネケンの持つブランドの一つとなっています。

そんなビッラ モレッティが販売しているノンアルコールビールテイスト飲料が、「ビッラ モレッティゼロ」。

今回はこのモレッティゼロを飲みながら味わいや特徴についてレビューしていきたいと思います。

これまでの経験から、おいしいノンアルコールビールをまとめてみました!

ビッラ モレッティ ゼロの分類と栄養成分

うまそうなビッラモレッティ ゼロ

ビッラ モレッティはイタリア発祥のビール醸造所。

ここでつくられるモレッティは日本でも人気のあるビールで、ラベルに描かれている老紳士のイラストは1942年から変わらずモチーフとなっています。

今回の「ビッラ モレッティ ゼロ」は唯一のノンアルコールタイプのもので、グリーンカラーの330ml瓶での販売。

老紳士のイラストも健在で、レトロでおしゃれな雰囲気があるデザインとなっています。

自分で飲むのはもちろん、お酒が飲めない方への来客用として用意しておくと喜ばれそう。

ビールの分類とアルコール度数

海外の商品ということもあり、日本でのノンアルコール基準の範囲内なのか不安だという人もいますよね。

日本の法律では、アルコール度数1%以下がノンアルコール飲料と定められていますが、実際のノンアルコール飲料の多くは、以下のような自主規制に則って販売されています。

ノンアルコール飲料とは、アルコール度数 0.00%で、味わいが酒類に類似しており、満 20 歳以上の成人の飲用を想定・推奨しているものとする。
(引用:酒類の広告審査委員会|http://www.rcaa.jp/standard/)

ここでいう0.00%とは、アルコール度数が0.05%以下であれば表記可能。

モレッティ ゼロのアルコール度数は0.05%。

なのでモレッティ ゼロは基準を満たしているということ。

日本で多く販売されているノンアルコール飲料と同じですね。

果物に含まれる微量のアルコールも0.05%程度なので安全安心です。

原材料

モレッティ ゼロの原材料は、以下の通りです。

麦芽・ホップ・水・アロマ

オーツカ

「ビール純粋令」によって使われる原材料が「麦芽・ホップ・水・酵母のみ」と制限されるドイツとは違い、イタリアのビールでは必要に応じてその他の原材料を使用することが可能です。

そのためアロマが使用されているのですが、天然のものなので健康志向の方も安心して飲めるかと思います。

このアロマによって、香り高い仕上がりが実現しています。

栄養成分表示

モレッティ ゼロのカロリーは、1本330mlあたり66kcal。

炭水化物は、1本あたり14.5gで、このうち糖質はわずか4gだそう。

健康志向の高まりから糖質ゼロの商品などが多く見られるようになりましたが、1本4g程度であればかなり抑えられているほうなので、あまり気にせずに飲むことができるでしょう。

モレッティ ゼロのお味は?

続いてモレッティ ゼロの味わいをレビューしていきます。

ビッラモレッティ ゼロの味わい
香り
(3.0)
苦み
(1.0)
酸味
(3.0)
甘み
(2.0)
キレ
(2.0)
コク(ボディ)
(3.0)

オーツカ

クリアなゴールデンカラーから紅茶(アールグレイ)のアロマ。

口当たりはソフト。ラガータイプのノンアルビールで喉ごしはとてもよい。

酸が強く柑橘のようなフレッシュさがある。

中間にトーストの芳ばしさ。

一見キレがよいように感じるが、タンニンのような渋さもやや目立つ。

中間にはレモン飴。フィニッシュはヨーグルトのような印象も。

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ビッラ モレッティの歴史

ビッラ モレッティの歴史

ビッラ モレッティは、1859年に創業されたという、イタリアで最も古い歴史を持つビールメーカーの一つです。

発祥の地は、当時はオーストラリア帝国領だった、イタリア北東部のフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ウーディネ。

ここはワイナリーがたくさんあることでも知られています。

古い歴史を持つビッラ モレッティですが、初めてビールを発売したのは1860年の夏。

ボトルのサイズなどは変化しているものの、ビールそのものの味わいは発売当初から変更なく脈々と受け継がれています。

当初から機械を取り入れた工程で製造をしており、当時としてもかなり先進的。

今でも同じように機械を取り入れており、変わらず時代を引っ張っています。

1996年にはオランダのハイネケンの傘下となり、今ではイタリア全土、加えて世界で親しまれています。

モレッティがビールを発売してから160年。

イタリア全土を代表するビールメーカーとして、今でも新しいファンは増え続けています。

ビッラ モレッティ ゼロの製法

モレッティ ゼロの発酵方法は、下面発酵。

これはラガービールにつかわれる製法で、すっきりとしたのど越しを楽しめるタイプのもの。

日本国内のビールも、この下面発酵を利用したラガービールが9割を占めています。

このためイタリア産のビールではありますが、日本人の口でも飲みやすい味わいになっています。

モレッティゼロの飲み方・適した温度・合う料理は?

モレッティ ゼロを美味しく飲むのに適した温度は、3℃です。

通常の冷蔵庫の温度は、おおよそ3℃~10℃。

正面の棚部分が約3℃~5℃、サイドのポケット部分が6℃~10℃となっています。

なので事前に冷蔵庫の棚部分で冷やしておくと良いでしょう。

そして、モレッティ ゼロに合うのは地中海料理だそう。

地中海料理、と聞くとなかなか馴染みがないかもしれませんが、フォッカチャやパイ、チキンサラダやオムレツなどとの相性も良いかと思います。

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確かに感じるレモン風味。

すっきりとした味わいで、料理にも合いますが、単体で飲んでも◎!

海外ビールにしてはコスパも高いです。

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少しでもおいしく飲むために!

ノンアルコールビールにおすすめのグラス

ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!

ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!

味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!

僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。

いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。

ノンアルビールを飲む時は「ヴァイツェングラス」や「ラガーグラス」もおすすめです。

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