オーツカ
1906年にスペインで設立された醸造所のヒホス・デ・リベラ。
主力となる製品はエストレーリャ・ガリシアで、今回ご紹介するのはそのノンアルコールビール版。
本格的なラガービールの味わいが特徴のバランスが良い1本です。
「エストレーリャ・ガリシア 0.0」を実際に飲みつつ、味のレビューやこだわりを紹介していきたいと思います。
原材料などの特徴についても一緒にご紹介していきますね。
これまでの経験から、おいしいノンアルコールビールをまとめてみました!
コンテンツ
エストレーリャ・ガリシア0.0の分類と栄養成分
330mlの瓶で販売されている、ノンアルコールのエストレーリャ・ガリシア 0.0。
その原材料や成分など、基本的な情報をまずはご紹介していきます。
ビールの分類とアルコール度数
エストレーリャ・ガリシア 0.0のアルコール度数は、0.04%です。
日本では酒類とされるのはアルコール度数1%以上。
アルコール度数0.05%~1%のものは酒類ではありませんが、実際には「低アルコール」として販売されています。
アルコール度数0.05%以下から「アルコール0.00%」と表記することができるようですね。
つまりアルコール度数0.04%のエストレーリャ・ガリシアは、日本のノンアルコールビールと同等、もしくはそれ以下のアルコール度数です。
安心して飲むことができます。
原材料
エストレーリャ・ガリシア0.0の原材料は、以下の通りです。
水・麦芽・ホップ・酵母・コーン
オーツカ
原材料はかなりシンプル。
ビールテイスト飲料の原材料としてコーンが入っているのは、なかなか珍しいのではないかと思います。
それぞれの原材料の産地にもこだわっています。
こだわりの製法の項で解説します。
基本栄養成分
エストレーリャ・ガリシア 0.0の基本栄養成分は、以下の通りです。
(100mlあたり)
エネルギー値:89kJ/21lkcal
タンパク質:0 g
脂肪:0 g
炭水化物:4,7 g(うち糖質:2,4 g)
塩分: 0 g
オーツカ
その分味わいに期待したい。
エストレーリャ・ガリシア 0.0のお味は?
続いてエストレーリャ・ガリシア 0.0の味わいをレビューしていきます。
オーツカ
その濃厚そうな外見からは想像できないほど淡白である。
麦芽の爽やかな香りとキレにはラガービールらしさを感じるが、ちょっと水っぽい。
そこそこカロリーがあるので、甘みやコクはもう少し欲しいかなといったところ。
ライトボディで余韻はあまりないが、キレがあって暑い季節は良さそう。
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エストレーリャ・ガリシアの歴史とビールメーカー「ヒホス・デ・リベラ」について
今回ご紹介する「エストレーリャ・ガリシア 0.0」を製造しているのが、「ヒホス・デ・リベラ」というビールメーカー。
スペイン北西部のガリシア地方で1906年に設立された醸造所です。
創業者のJosé María Rivera Corralが移民としてメキシコへ移住した後、スペインへ帰国し、1906年にガリシア州で同社を創業しました。
ビールやミネラルウォーターを中心としながら110年を超える歴史を重ねています。
家族4代に渡り経営されてきたビッグブランドで、現在はスペイン全土にブランドを展開し、30か国以上(ブラジルからオーストラリア、中国、ロシア、フィリピン、米国など)で販売されています。
エストレーリャ・ガリシア0.0のこだわりの製法
エストレーリャ・ガリシア 0.0は、一度通常のビール「エストレーリャ・ガリシア」を製造してから、アルコールを除去しています。
日本国内のノンアルコールビールテイスト飲料は最初の工程からノンアルコールでなければならないため、外国のノンアルコールビールほど本格的ではない感じがします。
現状の技術ではやはり「ビールからアルコール抜いた」もののほうがビールらしい味わいがします。
エストレーリャ・ガリシア 0.0の水
エストレーリャ・ガリシア 0.0がつくられている、スペインのガルシア州、ア・コルーニャという湾岸都市の水を使用。
エストレーリャ・ガリシア 0.0の麦芽
エストレーリャ・ガリシア 0.0の種類は、ラガービール。
ラガービールの中でもメジャーなピルスナーはじまりの土地、チェコ共和国のプルゼニの麦芽を選んでいます。
エストレーリャ・ガリシア 0.0の酵母
醸造所であるヒホス・デ・リベラによってより良いものを厳選したものを使っています。
エストレーリャ・ガリシア 0.0に合わせたい料理やおつまみ
日本で流通しているビールの中、ラガービールが9割を超えるといわれています。
エストレーリャ・ガリシア 0.0もラガービールのため、日本人でもかなり飲みなれた口当たりのビールでしょう。
エストレーリャ・ガリシア0.0に合う食事は海鮮類。
えびやいか、お刺身などとの相性はよく、お寿司ともよく合います。
オーツカ
淡白な味わいなので、魚なら、断然白身魚がおすすめ。
フライから焼き魚まで、和食にはぴったりのノンアルビール。
おつまみとして相性がいいのは、サラダやチーズ。あとカニカマ。
特にカニカマはいい。
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ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!
ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!
味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!
僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。
いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。
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