サントリーオールフリーの味や評判/太る?眠くなる?の疑問に答えます

サントリーオールフリーの味や評判/太る?眠くなる?の疑問に答えます

オーツカ

ノンアルコールビールテイスト飲料の中で、長くシェア率のトップを走っているサントリーの「オールフリー」。

「オールフリー」の名の通り、ノンアルコール・カロリーゼロ・糖質ゼロ・プリン体ゼロ、と4つのゼロが強みの人気商品。

サントリーらしい味わいのため、「プレミアムモルツ」、とくに「プレミアムモルツ香るエール」の味が好きな人にはおすすめできる一本です。

2020年1月にリニューアルをして「新 オールフリー」となったのでこれまでの「オールフリー」との違い、特徴やこだわりも一緒にご紹介していきます。

これまでの経験から、おいしいノンアルコールビールをまとめてみました!

オールフリーの分類と栄養成分

リニューアルで美味しくなったサントリーオールフリー

まずは、オールフリーの分類と基本栄養成分を見ていきましょう。

ビールの分類

オールフリーは「ノンアルコールビールテイスト飲料」に分類されており、含まれているアルコール分はもちろん0.00%です。

基本栄養成分

オールフリーの基本栄養成分は、以下の通りです。
消費者庁が定める食品表示基準に則って、一定以下の量を含むものは「0」としている場合があります。

(100mlあたり)
アルコール:0.00%
エネルギー:0kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0g
糖質:0g
食物繊維:0~0.1g
食塩相当量:0~0.02g
プリン体:0mg

オーツカ

カロリー・糖質に加え、健康志向の方はなるべく控えたいプリン体がゼロ。

「プリン体ゼロ」というのはカロリーゼロや糖質ゼロと比較するとまだ多くないため、オールフリーを選ぶ理由の一つになりそうです。

原材料

麦芽(外国製造)、ホップ/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、ビタミンC、苦味料、甘味料(アセスルファムK)

オールフリーはアルコールの入りのビールと同じように、麦芽を原料としています。

味付けには人工甘味料も。

最近では人工甘味料が入っていないノンアルコールビールテイスト飲料も発売されていますが、オールフリーは「アセスルファムK」という人工甘味料を使用しています。

アセスルファムKはFAO(食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が共同で活動している「JECFA」にて安全評価がされている人工甘味料です。

アセスルファムKの過剰摂取の場合は副作用がありますが、適量であれば問題はありません。

賞味期限

オールフリーの賞味期限は、サントリーのプレミアムモルツをはじめとした通常のビールと同じく、9か月となっています。

冷凍庫に入れるのはNG。

炭酸ガスが入っているので、凍らせてしまうと体積が増し、缶が膨らんだり破裂したりする可能性があります。

冷蔵庫で保存の際にも温度が低くなるチルド室や吹き出し口には注意が必要です。

アルコール0.00%・カロリーゼロ・糖質ゼロという特徴から、比較的に凍結しやすくなっています。

オールフリーのお味は?

続いてオールフリーの味わいをレビューしていきます。

サントリーオールフリー味と評判

オールフリーの味わい
香り
(5.0)
苦み
(3.0)
酸味
(3.0)
甘み
(2.0)
キレ
(4.0)
コク(ボディ)
(4.0)

オーツカ

やや人工的ではあるものの香り高く、シトラスやグレープフルーツといった柑橘のアロマ。

キレの良さとマイルドで甘い余韻。高級感と清涼感を併せ持ちます。

国内ノンアルコールビールでも群を抜いて香りが強い製品です。

プレモル好きの方にはおすすめです。

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オールフリーの種類

サントリーオールフリー

サントリーでは、「オールフリー」と名前のつくノンアルコールビールテイスト飲料を全部で4種類発売しています。

一つは今回ご紹介している「オールフリー」。

その他のオールフリーは、以下の3つです。
全商品共通して、アルコール0.00%・カロリーゼロ・糖質ゼロ・プリン体ゼロとなっています。

オールフリー コラーゲンリッチ

「オールフリー コラーゲンリッチ」の特徴は、350ml缶あたり2000mgのコラーゲンが摂れるということ。
このコラーゲン量は、アルコール分0.00%の中では世界初だそうです。

分子が大きく吸収されにくいといわれていたコラーゲンの弱点を克服したとのこと。

詳細はこちらのレビュー記事で。

オールフリーコラーゲンリッチの味/コラーゲン2000mgの効果とは?

 

オールフリー ライムショット

「オールフリー ライムショット」の特徴は、ノンアルコールながらも、ライムを一搾りしたような爽快なビールの味わいを再現したこと。

ノンアルコールビールのジャンルの中にありながらも、少しテイストが変わった印象です。

詳細はこちらのレビュー記事で。

オールフリーライムショットの味の評判と成分の特徴 オールフリーライムショットの味の評判と成分の特徴

 

からだを想う オールフリー

「からだを想う オールフリー」の特徴は、ローズヒップ由来のティリロサイドという成分が含まれていること。
ポリフェノール由来の成分で機能性表示食品となっています。

ティリロサイドの効果をはじめとした詳細については、こちらの「からだを想う オールフリー」のレビューと一緒にご紹介しています。

サントリーからだを想うオールフリーの味や違い/ティリロサイドの効果や添加物は? サントリーからだを想うオールフリーの味や違い/ティリロサイドの効果や添加物は?

オールフリーの4つのフリー

オールフリーは、アルコール・カロリー・糖質・プリン体がゼロという4つのフリーを掲げています。

特筆すべきはプリン体ゼロという点。

いまやノンアルコールビールテイスト飲料ではカロリーゼロ・糖質ゼロは珍しくありませんが、プリン体ゼロはそこまで多くありません。

プリン体を大量に摂取してしまう食生活では関節に炎症が起こる痛風の原因になることもあるので、普段プレモルなどのビールを飲んでいる方は、休肝日ならぬ休プリン体してみては?

サントリーがリリースしているビールと同じ原料を使用

オールフリーのこだわりはプレミアムモルツをはじめとしたサントリーのビールと同じ原料だということ。

この3つの原料がポイントです。

  1. 麦芽
    粒選りの二条大麦麦芽は、ビールで使用しているものと同じもの。
    一番麦汁だけを使用しているというこだわり!
  2. アロマホップ
    上品な香りと苦味が感じられる味わいのアロマホップを、贅沢に使用!
  3. 天然水100%
    オールフリーは、水にもこだわりが。
    素材の特徴を引き立てるといわれる、深層地下水100%仕込で仕上げています!

サントリーが発売している通常のビールの味わいに近づけるため、原料にはこだわっています。

オールフリーのリニューアル内容は?

オールフリーはこれまでも、リニューアルを重ねてそのクオリティを高めてきました。

2020年のリニューアルでは、ビールを越えるような「爽快さ」を追求しました。

いままでの開発期間は3年。

試作はなんと500超!

 

従来のオールフリーと比較すると、新オールフリーは「ぐっとくるのどごし」と「キレ」をアップしたとのこと。

のどごしのよさ・キレ・後味のすっきりさ・ゴクゴク飲める、についてサントリー4つの観点で調査したところ、すべての項目でいままでのオールフリーよりも高い数字になっており、88%の人が美味しいと答えています。

太る?痩せる?オールフリーのダイエット効果とは

ノンアルコールビールテイスト飲料を選ぶ人の中には、ダイエットを目的とする人も多いです。

ダイエット目的でなかったとしても、ノンアルコールビールテイスト飲料をグビグビ飲んだことがきっかけで太るということは避けたいところ。

 

オールフリーはカロリーゼロ・糖質ゼロ・プリン体ゼロなので、カロリー制限中や糖質制限中の方でも飲むことができます。

具体的にダイエット効果のある成分は含まれていませんが、邪魔をするということありません。

より厳しく痩身や減量に取り組んでいるスポーツマンなどには同じオールフリーシリーズの「からだを想う オールフリー」をおすすめします。

からだを想う オールフリーは機能性表示食品なので、より効果に信頼が置けます。

ダイエット中の方はもちろんウェイトコントロールをしているスポーツマンなどにも向いています。

オールフリーは眠くなる?その理由とは

オールフリーについて調べていると、どうやら「眠くなる」と感じる人がいるようです。

アルコールが入っている一般的なビールであれば眠くなることはありますが、ノンアルコールで眠くなることは考えにくいです。

そのため「本当にアルコールゼロなの?」と思ってしまう方もいるようです。

 

オールフリーで眠く感じる原因としては、ビールの原料にもなっている「麦芽」と「ホップ」が関係している可能性があります。

麦芽にはGABAというアミノ酸の一種が含まれています。

最近では質のいい睡眠を促すとして、GABA入りのチョコレートやドリンクが人気となっています。

このGABAには脳を落ち着かせるα波を増やして副交感神経を優位にし、リラックスさせる効果があるのです。

さらにホップには血行を促進したり、緊張を緩和したりといった効果があるといわれているので、これらよって、寝つきがよくなることが考えられます。

もしも眠くなるようであれば、麦芽とホップの影響、またはビールだと錯覚したプラセボの可能性が高いです。

アルコール分は間違いなく0.00%なので安心してお飲みください。

妊娠中・授乳中の影響は

アルコールを控えなければいけない妊娠中や授乳中でも、ビールが飲みたくなるときはあります。

そんなときに活躍するのが、オールフリーなどのノンアルコールビールテイスト飲料。

本当にアルコールゼロなのか心配する人もいるようですが、結論からいうと問題はありません。

サントリーの公式HPにも、しっかりと明記されています。

「オールフリー」は、アルコール0.00%なのでアルコールによる影響はありません。ビールテイストの清涼飲料です。原材料(製品に表示)をご確認いただき、ご心配のある場合は医師にご相談ください。(引用:サントリーHP  https://www.suntory.co.jp/beer/allfree/)

妊娠中・授乳中に避けたいものにはカフェインもありますが、オールフリーにはカフェインも含まれていないので安心して飲むことができます。

人工甘味料についてもFAO(食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が共同で活動している「JECFA」にて安全評価がされているので、過剰摂取にならない限りは心配ありません。

敏感になりやすい妊娠中・授乳中の気持ちを少しでもやわらげてください。

未成年の購入は許されているの?

ノンアル飲料に付きまという未成年でも購入できるのか?問題。

アルコール0.00%のオールフリーはお酒ではないため、法律的は問題はありません。

しかしノンアルコールビールテイスト飲料を飲むことにより「本物のビールはどんな味がするんだろう」と未成年のお酒への興味を誘発する原因となり得ます。

思春期にお酒やノンアルコール飲料に触れることによって将来アルコール依存症の可能性が高まるともいわれているので、メーカー側としては未成年への販売を控えてもらうようにしているようです。

販売側としても年齢確認を行うところがほとんどですね。

法律的には問題なく飲めますが、未成年の購入は控えましょう。

瓶と缶、どっちがおすすめ?

オールフリーには、250mlのミニ缶、350ml缶、500mlのロング缶、そして瓶が揃っています。

ミニ缶や瓶まで揃っているノンアルコールビールテイスト飲料は少ないですがさすがサントリーの主力商品。

缶と瓶、どっちがおいしいの?という質問をよくされるようですが、内容物はまったく変わりません。

好みにもよりますが、多少の差ではあるものの瓶の方が炭酸を強く感じられるようです。

これは、缶に比べると瓶の注ぎ口は細いため液体の口当たりが強くなるのと、炭酸が抜けにくい効果があるのだとか。

「缶だと鉄の味がする」というのも、実際に缶に直接触れているわけではなく、匂いや口当たりからくるもの。

そのため、缶でもグラスに移し替えることで解決できるみたいですね。

オーツカ

オールフリーは他の国産ノンアルビールと比べるとかなりアロマが立っています。

香りが強いノンアルビールを飲みたい方はコレがおすすめです。

リニューアルごとにおいしくなるサントリーノンアルビールの主力です。

\価格をチェック!/

 

少しでもおいしく飲むために!

ノンアルコールビールにおすすめのグラス

ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!

ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!

味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!

僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。

いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。

ノンアルビールを飲む時は「ヴァイツェングラス」や「ラガーグラス」もおすすめです。

おいしいノンアルコールビールをまとめた記事もあります!