サグレス・ゼロの味と成分をレビュ―/ノンアルコールビール

サグレス・ゼロの味と成分をレビュ―/ノンアルコールビール

オーツカ

今回ご紹介するのはポルトガル最大のビールブランド「サグレス(SAGRES)ビール」より、ノンアルコール版「サグレス・ゼロ(SAGRES sem álcool)」です。

「サグレス・ゼロ」は、ポルトガルの醸造所でつくられた超低アルコールビールテイスト飲料。

シンプルな原材料と、バナナやシリアルのノートがある味わいが特徴と聞き及んでおります。

海外のノンアルビールレビューしている人あんまりいないですからね。

サクッと人柱になりつつ、その成分や味の特徴について迫っていこうと思いまーす。

これまでの経験から、おいしいノンアルコールビールをまとめてみました!

サグレス・ゼロ(SAGRES sem álcool)の分類と栄養成分

うまそうなサグレス・ゼロ

ポルトガル発のビールテイスト飲料、サグレス・ゼロ(SAGRES sem álcool)の原材料やカロリーの基本情報を見ていきましょう。

ビールの分類とアルコール度数

サグレス・ゼロのアルコール度数は、0.3%。

日本国内で主に販売されているノンアルコール飲料は、以下の自主規制によってアルコール度数0.00%とされています。

ノンアルコール飲料とは、アルコール度数 0.00%で、味わいが酒類に類似しており、満 20 歳以上の成人の飲用を想定・推奨しているものとする。
(引用:酒類の広告審査委員会)

0.00%と表記できるのは、アルコール度数0.05%以下となっているため、サグレス・ゼロの0.3%は低アルコール飲料です!

おい、アルコール飲料じゃねーか!!(笑)

これは運転を控えているときや妊娠中の方などは控えた方がいいですね。

ビールの飲みすぎや健康のための休肝日に取り入れるのがおすすめです。

【原材料】

サグレス・ゼロの原材料は、以下の通りです。

水・大麦麦芽・ホップ

オーツカ

原材料はこの3つのみで、着色料などの副原料は使われていません。

国内の大手メーカーのノンアルコールなどでも、とくにカロリーや糖質をゼロにしようとするとどうしても甘味料などが使われてしまうもの。

甘味料や苦味料、保存料などが気になる人は、サグレス・ゼロも選択肢の一つになるでしょう。

栄養成分表示

1本(330mlあたり)のカロリーは、73kcal。

炭水化物は16gで、うち8.5gが糖質となっています。

ふーむ、そこそこあるな。

健康志向が高まっている中、国内ではカロリーゼロや糖質ゼロのものが多い傾向にあります。

そのため、通常のビールと比べるとサグレス・ゼロもカロリーや糖質ともにかなり抑えられているものの、国内の「~フリー」のような製品と比べると、やや多く感じてしまいます。

その分、原材料はシンプルであり、人工甘味料や苦味料などが使われていないのでナチュラルな製品ではあります。

サグレス・ゼロのお味は?

続いてサグレス・ゼロの味わいをレビューしていきます。

サグレス・ゼロの味の評価評判

サグレス・ゼロの味わい
香り
(3.0)
苦み
(2.0)
酸味
(1.0)
甘み
(5.0)
キレ
(2.0)
コク(ボディ)
(3.0)

オーツカ

麦芽のやさしい香り。

泡立ちもよく、冷やして注ぎたてはまさにお粥のような炭水化物の甘み。少しバナナチップ。

飲み口も甘いが、時間経過で苦みが立ってくる。

モルトとホップの心地よいアロマが楽しめるノンアルコールビールとしては満腹感の高い一本。

通常のビールと比べればカロリーも圧倒的に控えめなので、この満足度で通常のビールを置き換えられる人はダイエット向きと言えます。

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サグレスとは?醸造所はハイネケンが管理

サグレスゼロ

サグレス・ゼロ(SAGRES sem álcool)を販売しているサグレスは、ポルトガルで最大のビールブランド。

サッカーチームの公式スポンサーなどもやっており、国内だけでなく世界でも、サグレスのビールは人気です。

ポルトガルで1934年に設立されたCentral de Cervejasという醸造所で造られています。

2008年にオランダのビールメーカー、ハイネケンによって管理されることとなったようです。

サグレス・ゼロ(SAGRES sem álcool)とサグレスの違いは?

サグレス・ゼロ(SAGRES sem álcool)は、同ブランドのサグレス(SAGRES)からアルコール分を除いた商品。

そのため、この2つで製法以外に違うのは、原材料のみ。

水・大麦麦芽・ホップ、の3つはそのままに、サグレスにのみトウモロコシが使用されているようです。

サグレスはレモンを思わせる柑橘系の酸味とクリーンさが特徴のラガービール。

ドイツやチェコのピルスナーに負けないポルトガルを代表するビールです。

やっぱり向こうのノンアルはレベル高いっすね。

サグレス・ゼロ(SAGRES sem álcool)の適温

サグレス・ゼロを一番美味しくなるには、適した温度があるのだとか。

その温度は、4℃~8℃。

基本的な冷蔵庫の温度と同じため、飲む前に冷やしておくだけで十分でしょう。

キンキンに冷えたビールが好みの方はチルド室で保存する人もいるようですが、サグレス・ゼロの適温としては少し冷えすぎるかもしれません。

ぜひ試してみてください。

オーツカ

とても甘く穀類の芳ばしさを感じられる逸品。

味わい深いのでしっかりと飲めます。

休肝日に!

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少しでもおいしく飲むために!

ノンアルコールビールにおすすめのグラス

ノンアルコールビールをおいしく飲むのであれば缶から直接はNG!

ビール専用グラスを使うことを強くおすすめします!

味わいも奥行きもグッと変わってくるので「ちょっといい」グラスに投資をしましょう!

僕が使っているのはシュピゲラウの<クラフトビールグラス>バレルエイジドビールです。

いわゆるチューリップグラスで、泡を固めて盛り上げ、外に開いた口が香りやフレーバーを最大限に引き出してくれます。

ノンアルビールを飲む時は「ヴァイツェングラス」や「ラガーグラス」もおすすめです。

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