オーツカ
変わり種が続きます。
アメリカのホワイトハウスで行われたランチパーティーで振舞われていたという、L’ARTISAN DU TH(ラルチザン・デュ・テ)の「WHITE TEA SPARKLING SILVER NEEDLE(ホワイトティー・スパークリング)」を今回は飲みまーす。
中国の歴代の皇帝が愛したと言われている伝統のお茶「白茶(白豪銀針)」にスパークリングが加わった、珍しいティーシャンパンのノンアルコールドリンクです。
一時は販売終了ということで知る人ぞ知る幻の商品になっていましたが、数多くの要望によりグレードアップした姿で復活。
気になるその味をレビューしていきたいと思います。
コンテンツ
「ホワイトティースパークリング」の分類と基本栄養成分
分類とアルコール度数
「ホワイトティースパークリング」はノンアルコールの炭酸飲料。
アルコール度数は0.0%です。
ジャンルとしてはスパークリングティーということですので、脱アルコールワインなどのように製造過程にアルコールを含むことはありません。
原材料
「ホワイトティースパークリング」の原材料は以下の通りです。
オーツカ
このシーバックソーンは英語読みで、日本ではサジーと呼ばれています。
5000年以上前から類まれな栄養をもつ果物として親しまれ、特に海外では化粧品や健康食品の原料にもなっています。
日本では北海道などで試験的に栽培されている植物で、最近ではスーパーフードとしても注目されています。
基本栄養成分
「ホワイトティースパークリング」の基本栄養成分は以下の通りです。
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:8.1g
食塩相当量:0.01g
オーツカ
スパークリングワインと比較した場合にはおよそ2分の1のカロリー。ジュースなどと比べてもカロリーは控えめです。
甘味料や酸味料、保存料や酸化防止剤などは一切不使用。自然の素材、そのものが持つ味わいが感じられそうです。
ホワイトティー・スパークリングのお味は?
続いてホワイトティー・スパークリングの味わいをレビューしていきます。
オーツカ
香りは強く、かなりしっかり中国茶のようなアロマをまとっている。
味わいは干し草の中にうっすら酸味のある白桃。
茶葉の余韻が長く続く。
温度変化に弱く温まると少し獣臭くなる。発酵臭か?
時間経過でもヘタるので、よく冷やしたほうがいいかな。
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「ホワイトティースパークリング」と茶葉の製法
なんとも珍しい、ノンアルコールのティースパークリングドリンク。
「ホワイトティースパークリング」のベースになっているのは中国古来の伝統的なお茶の一つ「白茶(白豪銀針)」。
白茶は希少価値が高く、その中でも白豪銀針は中国の歴代皇帝に愛され献上されていたものだとされています。
白豪銀針は白茶の中でも初春に目を出した若葉を夜明け前に摘み取って、月の明かりで照らしながらゆっくりと発酵させていきます。
茶葉は徐々に透明な淡い黄金色を帯び、産毛が溶け出すことできらきらとした輝きを生み出します。
この産毛が白豪といわれる由来なのです。
香り、味わい、どちらも淡く、全体的に上品な風合いが特徴です。
この白豪銀針に果汁やハーブをブレンドし、お茶そのもののさっぱりとした甘みをより際立たせたのが「ホワイトティースパークリング」です。
甘味料や酸味料、香料に酸化防止剤などといったものは一切不使用。
それぞれの素材の良さを最大限引き出せるように原材料は白茶、リンゴ、シーバックソーンのみ。
注目したいのは酸味料を添加せずともシャンパンと同程度のpH値(酸)3.2に仕上げられているということ。
これによって、スパークリングらしいキリっとした味わいで食中にも合わせやすく甘すぎない味わいが実現しました。
手掛けているのは、食のプロ「ラルチザン・デュ・テ」
「ホワイトティースパークリング」は食のプロであり、接客のプロであるジェイコブ・コセンバ氏によって「食中に楽しめること」を前提に造られた商品です。
ジェイコブ・コセンバ氏は、サービスの世界大会である「メートル・ドテル」において2年連続で優勝した経験を持つ人物。
「メートル・ドテル」とは、ゲストへ直接サービスする役割における最高責任者を指します。
メニューの開発はもちろんのこと、食材やドリンク、料理に加え、店の演出までを担当し、提供するサービス全てに携わる責任者のことです。
そんなジェイコブ・コセンバ氏が手掛けたティースパークリングへのこだわりは相当なもので、ホワイトハウスへと提供されることもあったといいます。
飲み頃・ペアリングは?
「ホワイトティースパークリング」の飲み頃は4~6℃。
スパークリングワインの飲み頃としては少し低めの設定ですが、食事の際にはこのくらいしっかりと冷やした方が甘味ももたつかずにさっぱりと味わえます。
冷蔵庫で5時間程度冷やすとちょうど良いでしょう。
お茶もスパークリングもどちらも食事に合わせやすいため、この2つが合わさった「ホワイトティースパークリング」も食事を選ばずに楽しめる1本です。
どちらかというと、赤身の肉などよりはさっぱりとした魚料理、白身魚のムニエルなどとの相性が抜群。
お肉と合わせるなら冷しゃぶなどはいかがでしょうか。
オーツカ
日本人はそもそもお茶はお茶で飲んだほうがうまいといった概念がある気がするので、わざわざスパークリングにする必要はないかも。
本当に贅沢というか、雰囲気を出すための商品です。
少し飲む人を選ぶ香りがするので、普段からお茶に造詣が深い方になら贈り物としてもよいでしょう。
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