ビール腹改善!休肝日におすすめする上手なノンアルコールビール活用法

ビール腹改善!休肝日におすすめする上手なノンアルコールビール活用法

オーツカ

「健康日本21」という政策の中で、厚生労働省は「週に2日は休肝日を設けましょう!」と国民に呼びかけています。

お酒に含まれるアルコール成分はリラックス効果もありますが、確かに摂取しすぎると体に様々な支障をきたします。

今日は休肝日、、、でもちょっと物足りない、、、。そんな方におすすめなのが、ノンアルコールビールの活用です。

 

休肝日に取り入れることでアルコール摂取量を抑制でき、かつ充足感も味わえる。そんな健康生活に意識を向けた、上手なノンアルコールビール活用方法をご紹介します。

 

ノンアルコールビール人気の過熱

日本のノンアルコールビールの草分け的な存在は、1986年、宝酒造から発売された「TaKaRa BAR BI CAN(タカラ バービカン)」。

英国バス・ブリュワリー社(現アンハイザー・ブッシュ・インベブ社)からの技術提供を受け、ビールからアルコール分を抜き取る形でノンアルコールを実現しました。当時は矢沢永吉が出演したCMも話題になっていました。

 

それから数十年、現在ノンアルコールビールは大盛況。ここ10年間で市場規模は4倍に拡大し、ノンアルコールビール人気に火が付いています。

バービカンは正直かなり微妙でしたが、昨今は多くの飲料メーカーの技術革新によって限りなくビールに近い味を実現しています。また、ノンアルコールビールは海外でも多く作られており、昨今ではドイツの「ヴェリタスブロイ」など世界的に人気の高い商品も国内で購入できるようになっています。

 

まずは自身で体感するのが一番ですが、「どのノンアルコールビールを選べば良いか分からない」という方は、各種ノンアルコールビールのレビューをご紹介しているのでぜひご覧ください。

 

休肝日にノンアルコールビールを飲むメリット

アルコールを過剰に摂取すると、脂肪肝や肝硬変といった病気にかかるリスクが高くなります。
適量を守れれば良いのですが、ついつい手が伸びてしまうのがお酒というもの。

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほどタフな存在なので、気づかない間に病気にかかっていることが多いのです。休肝日は肝臓に休養を与えるための大切な日。ノンアルコールビールを休肝日に取り入れると、どんなメリットがあるのでしょうか?

メリット1.アルコール摂取の総量が減る

厚生労働省が推奨する飲酒適正量は、純アルコールの量に換算して1日20gです。ビールなら中ビン1本程度、日本酒なら1合の量になります。これを1週間の量に換算すると純アルコール140g、ビールなら中ビン7本程度です。中ビンの容量は500mlなので、ビールロング缶1本分とちょうど同じ。1週間で飲酒して良いお酒の総量はロング缶ビール7本と考えると分かりやすいですね。

 

さらに、1週間に休肝日を2日設けるとのなると、1日に飲んで良いビールの量はロング缶1.4個分です。これは350ml缶がピッタリ2個分なので、1日の適正量は350ml缶ビール2個分ということになりました。お酒好きの方にはちょっと物足りない量ですね。

ビール好きにとって休肝日を設けるのは辛い選択ですが、そこでノンアルコールビールを取り入れればアルコール摂取の総量をかなり抑え込むことができあmす。1週間の適正量を守れば健康に害を与えるリスクは極めて低いので、ビールを楽しみながら健康も維持できるはずです。

 

メリット2.健康的にビールの味を楽しめる

「ビールの味がとにかく大好き!」という方も多いでしょう。麦やホップから作られる麦汁の中の糖類を酵母で分解し、炭酸ガスとアルコールを生成するこの芳醇な飲み物は、中毒性のある味わいです。

 

一方、ノンアルコールビールも主原料は麦やホップです。ビールを醸造する際とほぼ同じ工程が取られ、アルコール分は抜き取られます。ビールの味に近づけるために人工甘味料等が入った商品もありますが、味はかなりビールに近づいてきました。
アルコール成分が入っていないため、ボディはかなり軽いですが、飲んだ後にも眠くならず、翌日のダルさもないというのは非常に快適です。

 

健康的にビールの味を楽しめるとあれば、1週間のうち2日相田ノンアルコールビールを取り入れるのはかなり有効といえます。アルコール入りとの味比べも面白いですよ

メリット3.ビール腹が解消されるかも?

ポッコリお腹の代名詞である「ビール腹」。

主にビールを愛飲している人の中で、下腹がポッコリと出ている状態を指します。ビール腹の原因はビールそのものではなく、一緒に食べるおつまみの種類や食べ過ぎが原因です。アルコールによる胃の活発化作用とホップの苦味・爽やかさが合わさると食欲は増進し、脂っこいおつまみをついつい食べ過ぎてしまうのがビールの魔力です。

 

ノンアルコールビールにも麦やホップが含まれていますし、炭酸もあるので多少の食欲増進効果は確かにあるでしょう。ただし、アルコール分が含まれていないことが救いです。おつまみの食べ過ぎを防ぐきっかけにもなるので、食べすぎによるビール腹が解消されるかもしれません。

休肝日には上手にノンアルコールビールを取り入れよう!

なぜ未成年はノンアルコールビール(ノンアル飲料)を飲んではダメなのか

実践編です。
休肝日にノンアルコールビールを取り入れるメリットを感じていただけたら、実際にトライしてみましょう。その際は、次のようなポイントを意識しながらノンアルコールビールを取り入れてください。

 

  • 色々なノンアルコールビールを飲んで、自分好みの味を見つける
  • 普段から「1杯目はノンアルコールビール」と決めて習慣付ける
  • ビールテイスト以外のノンアルコール飲料も取り入れてバリエーションを出す
  • 家族や友人に休肝日であることを伝える(SNSでも宣言する!)
  • カレンダーに休肝日のマークを付ける
  • 1週間のアルコール成分摂取量を正確に計算してみる
  • 休肝日スタート前の体重・体調を記録して、1ヶ月後の自分と比較する健康診断の3ヶ月前には休肝日をスタートさせて、以前の健康診断と比較する

 

全部やらなくてもいいですが、好きなノンアルコールビールを見つけると、置き換えはかなり楽です。しっかりと数字で見える形にするのもおすすめ。これはダイエットなどでも鉄則ですね。

これらのポイントを押さえて休肝日をスタートし、ノンアルコールビールが自然と暮らしに馴染めば、かなりストレスなく過ごせるはずです。最近ではトクホのノンアルコールビールも登場しているので、健康的な飲酒生活を楽しみましょう。

どのビールがおすすめかはこちらの記事を参考にしてください。

国内&海外おすすめのおいしいノンアルコールビール一覧

オーツカ

ただし、休肝日とノンアルコールビールを取り入れたからといって、平日の飲酒量が以前より増えれば当然ながら健康を害することになります。

末永くおいしいお酒と付き合っていくためにも、上手に休肝日を取り入れていきましょうね。

ちなみに「断酒!禁酒!」と【お酒を辞めること】を目標に掲げている方はノンアルコール飲料もNGです(これに関しては、禁酒、断酒にノンアルコールビールはNGという記事も書いています。参考にしてみてください)。

あくまで健康を保持的にサポートするものと考え、アルコール成分の摂取量には十分注意してください。