オーツカ
ノンアルコールワインのヴィンテンスやデュク・デュ・モンターニュで有名なネオブュル社がクラフトビール「ビア・デザミー・ブロンド」を出しました。
国内では湘南貿易がMakuake(マクアケ)を利用して、2020年末に先行販売。
その後、2021年1月に発売されたのですが、コロナ禍の需要も相まって瞬間的に完売してしまったようです。(今なら販売してます!)
ネオブュル社はワインも全部減圧蒸留法を使っているので、香りがいいんですよね。
ビア・デザミー・ブロンドの特徴
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ベルギー伝統のブロンドエールビールをノンアルコールで実現しました。
これまではアルコールを除去する過程でどうしても熱劣化してしまうことがありました。しかし、約2年という時間をかけ、画期的な脱アルコール技術を使って本来のビールと比べても負けず劣らずのノンアルコールビールをつくることに成功。
しっかりしたホップの味わいに、ほのかなオレンジピールの香りがミックスされた上品なコク、そしてクリーミーな泡立ちを実現しています。
ダークブラウンのパッケージもちょっとグランジっぽいというか、センスがありますよね。宣材広告写真には、飲み終わったボトルを花瓶にしているものもありました。
ビア・デザミー・ブロンドの特長的な製造法
日本では珍しい『減圧蒸留』という製法でビールからアルコール分のみを除去したアルコール0.0 %のビールです。
最先端の真空除去装置により32℃の環境下でビールからアルコールのみを除去することでアルコール入りのものと比べても遜色のない風味に仕上げています。
40℃以下の低温と低圧によってアルコールを蒸留させるこの設備はワインでも導入されています。むしろワインが先。
風味を損なわずにノンアルコール飲料を製造できるので、日本のビールよりもコクが強いです。その高い品質はベルギー大使館お墨付きです。
製造はベルギー老舗飲料メーカー「ネオブュル社」
ネオブュル社はシラフでも散々取り上げていますね。
1895年創立の老舗飲料メーカー。2015年に「スタッセン社」から名前を変更しています。
ベルギー東部リエージェ近郊の小都市であるオーベルの田園地帯の真ん中に40,000平方メートルもの敷地を所持しており、そこに工場と自社農園を備えています。1980年代に販売を開始したシードルが圧倒的な人気を誇り、ベルギー内で有数のメーカーになりました。
主力としている商品はノンアルコールスパークリングワインやフルーツスパークリングジュースなど。フランスで年間100万本を超える売り上げを記録した「デュック(デュク)・ドゥ・モンターニュ」さらには日本での扱いも増えてきたヴィンテンスシリーズなどが有名です。
ネオブュル社のワインはたくさんレビューしているんで気になる人は見てみてね。
- 柑橘やレモンの味がおいしいノンアル白スパークリング「ヴィンテンス・キュヴェ・セレクション」
- もっと甘めの白スパークリングがいいなら「デュック・ドゥ・モンターニュ/スパークリング」
- バランスのいい、グレープフルーツを感じるノンアルロゼ「デュク・ドゥ・モンターニュ/ロゼ」
- ソース系やチーズ系と相性のいいノンアル白ワイン「ヴィンテンス ソーヴィニヨン・ブラン」
- しっかりタンニン、ブラックベリー味のノンアル赤ワイン「ヴィンテンス カベルネ・ソーヴィニヨン」
ビア・デザミー・ブロンドのおすすめシーンは【スポーツ!?】
おすすめのシーンでスポーツやグランピングを例に出しているのがこのビールの驚きポイントです。意外ですが、海外のノンアルコールビールはスポーツ飲料としても親しまれているんですよね。
大切な友達や仲間、恋人、家族と一緒に飲むことで、もっと楽しく素敵な時間が過ごせるような特別なビールを作りたい、そんな熱い想いがビア・デザミーには込められています。
オーツカ
手間暇かけて作っているのと、輸入のコストからか1本あたり600円くらいします。そこそこ高いですが、味はとてもいいです。
泡立ちは並ですが、苦みとビールらしさは本当に秀逸。
買って損はないと思います。
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